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真面目で「もう失敗できない」と思っている5名未満の事業主さんが陥りやすい【守破離】の落とし穴と解決方法

最近では色んな「学び」がありますよね。
Udemyなどは自分が学びたい時間に学ぶことが出来、ストアカなどは講師の方から直接知りたいことを聞けるプラットフォームです。

他にもいろいろありますが、時代背景からお手軽に「学び」が出来、また自身の「成長」に繋げたいと思っている方も増えてきているのではないでしょうか・・・

そういった中で、何年も前から言われている手法は古くなり、消えていくものもありますが、それでも根本的な考え方は今でも通用し、ビジネスを学ぶ上でのバイブルになっているものもあります。

例えば、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)と言われるものは、今でも根強く残っております。
SNSが主流になり、これからはFacebookだ!Twitterだ!LINEだ!メールマガジンなどは「もう通用しない」などと声を高らかに上げる人もいましたが、今でも立派なマーケティングの手法です。

何が言いたいのかと申しますと、時代の流れに合わせて新しいことを学んでいくことは素晴らしいことなのですが、すぐに結果というか成果を求めすぎる方が多いなと最近感じております。

特に、「もう失敗できない」という崖っぷちのような5名未満の真面目な事業主さんから、ひしひしと感じることが多いです。

私もそういう状況になったことがありますので、よくわかります。

結果、結果、結果・・・

そうなるとどうするかというと、上手くいっている人の真似を始めます。
そしてなんとなく「わかった」気になるわけです。
でもね、長く続かないんですよ・・・

それはね、上手くいっている人が

「なぜそれをそのタイミングでそうやっているのか」

という構造というか『組み合わせ』がわかっていないからなんです。

もちろんね、上手くいっている人というのが師匠であり、しかも手取り足取り教えてくれるような方なら良いでしょうが、なかなかそういった方にも巡り合うことは出来ないわけですよ。

そして次に何をやるかというと、上手くいっている人のやり方に

自分のオリジナルを加える

わけです。
そして最後には自分の

思い付き!

で行動してしまう・・・

これ、何が原因かわかりますか?

以前もこのnoteでお話したのですが、例えば営業でトップセールスの人がいたとします。
営業が苦手な人からすると、

トップセールスの人は、どんな人にでも売ることが出来る天才

くらいに思ってしまうようですが、そんなことはありません。
トップセールスの人でも思い切り断られることもありますし、失敗もします。
むしろ、人一倍多くの人にアプローチし、誰よりも「失敗をしている」わけです。

おわかりですか?
失敗したくない、失敗できない・・・

こう考えている人がトップセールスになれるでしょうか?

つまり、トップセールスの方の手法だけを真似しても、なぜそこでこの言葉を発するのか、なぜここで間を空けるのか・・・
そういったことの理由や、考え方は、失敗してきた過程にできた「その人の手法」なのです。

もう失敗できない

ということは、今まで失敗してきているわけです。
それは成功する過程でもあります。

世の中に出ている成功体験のお話の中には、片手間でチャチャっと稼いで・・・というものもあるようですが、やはりそれは本当に一握りで、なかなか現実はうまくいきません。

私自身がそういうスパイラルから抜け出せたのは、失敗から逃げなくなってからです。つまり、結果、結果、結果をやめたんですよね。
そうすることで、失敗を「成長」に変換できたわけです。

もちろん、これがプロアスリートとかだったら即刻クビになっているかもですが、運のよいことに、私はやるやらない、やめるやめない・・・を自分で決めることが出来ました。

失敗して諦めてしまうのも、続けるのも、やり方を変えるのも、全て自分で決めることが出来るってすごくラッキーだと思うんです。

noteでは「5名未満の真面目な事業主さん」のお話をよくしておりますが、実はココに気がつけるかどうかは、重要なポイントです。

「その人の手法」から「あなたの手法」

困ったときに「その人」はなかなか助けてくれないかもしれません。
他人軸ではなく自分軸で・・・

例えば大リーグエンジェルスの大谷翔平選手の真似をすれば、誰でも160kmのボールを投げることが出来て、40本のホームランが打てると思いますか?

彼のあのカラダや、その他色んなことが関係しないと、全く同じにはなりません。ちょっと上手くいかないからと、今度はイチローさんの真似をしてもうまくいくことは無いんです。その方の身体能力や、生きてきた背景も違うからです。

わかりやすくするためにアスリートを例にしましたが、アスリートのそれとは違い、ビジネスではしっかりと成功事例の構造や仕組み、考え方などを分析し、最後まで諦めずに取り組めば成功する確率は非常に高くなります。

結果も大切ですが、小手先のテクニックにだけにとらわれてしまうと、最終的に遠回りにもなってしまいます。

もう一度言います。
失敗できないということは、失敗してきているということ。それは成功の過程にあります。諦めたり、小手先のテクニックにとらわれ、他のやり方に目移りするのは非常にもったいないです。

「その人の手法」から「あなたの手法」

です(^^♪

今日も私の個人的な見解でお話しました。
皆様の何かの参考になれば嬉しく思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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