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オンライン受験のワナと夏の雲

この投稿は「すごくない」kintone Advent Calendar 2022 14日目の記事です。
別の日の投稿もおすすめなので見てね!

今年の夏にkintone認定資格 カイゼンマネジメントエキスパートをオンライン受験をして失敗してきました。なお、この内容は2022年8月の体験談で、今後はまったく参考にならないかも知れません。あしからず。

あの夏の日、呆然と雲を見ていた

2022年8月20日、最高気温31.2℃。
試験を終えた私は、素直に帰宅する気にもならず、どこかに行く気にもならず、人目につかないような路地でコーラを片手に雲を見ていました。
口をついて出る言葉は「だめだったなぁ……」だけ。
天気予報通り雨が降り始めて、最悪の日を際立たせてくれました。

オンライン受験にゃワナがいっぱい!受験場所にも気をつけて!
そうさ僕らにゃ知識が必要、備えあれば憂いなし。
それではいってみよう。ウーーワナッ!

受験環境

この場所選びが後ほど自分を苦しめることになる。

場所

  • 試験中に子供が乱入してくる、集中できない、などの理由で自宅受験は無理。フルリモート勤務でシェアオフィスなどもない。
    仕方ないので自腹でレンタルスペースを借りて用意。

  • 自腹なのでレンタルスペースは安さ重視で選定。
    スペースは2畳ぐらい、うち1畳はデスク。室温調整不可。

PC環境

  • 個人ノートPC Windows11 McAfeeなんちゃらが入っていた

  • 外部モニター、外部キーボードなし

  • 日本語入力 IME OS標準設定のまま

  • 回線 レンタルスペース備え付け、有線LAN

試験前日

接続テストについて公式の説明はこちら

  1. 試験当日と同じレンタルルームを借りる。

  2. ピアソンVUEの接続ツールで接続テスト実施。

  3. テストは問題なく終了。
    →McAfeeが入っていても警告なかったな……そんなもんか……

接続テストが完了して完全に油断していた。

試験当日

  1. 試験開始30分前にピアソンVUEにログイン、チェックイン。

  2. 手続きの途中で、スマホを利用して顔写真、本人確認書類、受験場所を撮影
    部屋が狭すぎて机全体が写真に収まらない
    壁が近すぎて壁紙のアップしか撮れない

  3. PCに戻ってマイク、スピーカー、Webカメラのチェック

  4. 試験監督からWebカメラで受験場所の四方を映すように言われる。
    ノートPC本体を持って四方を映す儀式をやることに

  5. 試験のプログラムを実行する…というところでMcAfeeのプロセスを切れと出てきた。
    よく見るとMcAfee何ちゃらアラートという名前。これ消しても本体動いてるんだから他の問題出るんじゃ……

  6. 試験監督がボイスチャットで警告と同じことを繰り返し話してくる。

  7. McAfee止められるかなーと試して、PCを再起動することに。試験監督から「チェックインは続きからできます。パスコードはメールで…」などと話があったがそれどころじゃない。
    この時点で試験開始時間になった。冷汗が止まらない。

  8. 諦めてMcAfeeをアンインストールすることに。

  9. アンインストールして再起動、これで4分遅れぐらい。
    再度チェックインの操作を始める。
    そういえばパスコードが何とかと言っていたな…と思い出して不安に。

  10. 3番の手順の後、オペレーターに繋がる。

  11. 4番の受験環境をもう一度映せという。やっぱりな。

  12. 試験プログラムが実行された。8分遅れでようやくスタートできる。

  13. と思ったら受験前に文字が入力できるかチェックする画面が出た。
    やらなくても良さそうだが、日本語変換できなくて受験できなかった話がある。今本当にやるのか????結局テスト入力した。

  14. 10分遅れで試験スタート

気づき

  • 接続テストツールの結果を信じるな。あれが全てではない。

  • 部屋の間取りが原因で、受験場所のチェックに時間がかかる場合がある。

  • 部屋が滅茶苦茶暑い。試験中にタオルを出せないので、150分滝のような汗を流し続けた。割と高評価の部屋で、空調が寒いぐらいだとコメントもあったので甘くみていた。

  • 受験日は土曜日、空調は集中管理。平日なら空調効いていたのでは。

  • ケチって安い場所にせず、ビジネスホテルでも借りてやればよかった。

  • テストセンターの受験と違って漢字変換2回制限が無かったので、10分の遅れを多少巻き返せたのかな……
    (追記)
    変換2回制限とか書きましたが、R3 沖さんの記事を見ると回避方法があるんですね。知らなかったです!
    R3 Cloud Journey ‐ エキスパート試験を受けてみました!

10分ロスをこう乗り越えた

試験当日はボロボロで、もう駄目だー転職しよ……と思っていました。
が、運が良かったようで合格通知が届きました。
これまた参考になるか微妙なところですが、こんな感じで点を取りにいっていました。

公式サイト 最新の出題内容と評価方法(PDF)より

試験対策では、「評価尺度B」の獲得を目指すことにしていました。
それでAが取れたらいいなぁぐらいの感覚です。

今回は試験時間が短くなったので、狙いを一段下げて
「評価尺度C」狙い。Bが取れたらラッキー。
その代わり、DとEだけは絶対に出してはいけない。

とにかく時間内に全部の問題を埋めること、ある程度の正確な内容を書くことが必要でした。特定の問題だけ深追いして時間切れにならないように。
といってもやったことはシンプルで、全部の問題を流し読みして、書く内容を解答欄に箇条書き。後から肉付けしていっただけですが。

おわりに

初めてのオンライン受験、想定外の事態が連続して起こったので、めちゃくちゃしんどかったです。そりゃ試験後にコーラ持って雲見ちゃいますよ。雲はいいなぁ……
次回受けるならテストセンター?オンライン?と聞かれたら、やっぱりオンラインを選ぶでしょう。これだけ痛い目に遭ったので次はへっちゃら。あと画面の解像度が違うのも重要ですし。

この投稿が、次にオンライン受験をする方の参考になれたら嬉しいです。
明日はしんしんさんの投稿でーす!お楽しみに!


……なんて書いていたら次の試験スケジュールが出ました!
次はシステムデザインエキスパート目指してがんばらなくっちゃ!

公式サイトより。2023年2月の試験スケジュール公開!みんな申し込もう!

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