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BADのようでGOODなタイミング

年度内の有給消化のため1週間の休暇を取得し、
明日からおやすみだぞ、こどもが保育園に行っている間は自由時間だ!と意気込んでいた矢先、
園児から感染者が出てクラスメイトの娘が濃厚接触者になったという、まさかの連絡が…。

明日からお休みですから、仕事に穴を開けずに済んだわけで、それはそれでとてもいいタイミングだったとも言えなくないのですが、季節の変わり目だし新しい洋服を探しに行ったり、昼間から軽くお酒をのみながら春の暖かさを感じて本を読んだりうとうとしたり、少し手の込んだ料理をしながらキッチンドランクしてみたり…ぐふふと妄想を膨らませていたので、正直『マジで…わたしの休み…』としばらくがっくりしてしまいました。

結果的に娘は体調を崩す事なく待機期間を終えることが出来ました。そしてこの際(?)なので今週残り2回の保育園はサボることに決定。

サボって何をするかというと、じいじのお誕生日のお祝いです。
古希、70歳です。

以前、欲しいものはある?と聞いた時、もちろんないと答えることは予測済みだったのですが、孫(娘)に会いたいと言っていたのです。
物はいらないという気持ち、わたしの年齢でもわかる気がしますが、せっかくの古希ですし、何かしたいと思い考えた結果、お祝いをするためこどもとふたりで帰省することに決めました。

感染者数もまだまだ少ないとは言えない状況のうえ、直前まで待機期間である事を鑑みたら、本当は自粛すべきという意見が多いのかもしれません。
しかし、もう丸っと2年も会いたい時に会いに行けない状況が続いていて、あとどれくらい続くのかもわかりません。
気軽に今から遊びに行くと言える距離ではないし、高齢になった両親(じいじとばあば)と変な話あと何回…とも考えると今行こうと思ったのです。
それにわたしもじいじも3回目のワクチンを完了してるし!今がタイミングだ!と。

じいじも喜んでくれていますが、ばあばはさらに大喜び。
帰るねと連絡したら、かわいいお洋服を買いに行こう!と電話口で張り切っていました。
金銭面で甘えるような年齢はとうに過ぎたのですが、孫にちょっとしたプレゼントをするのが喜び張り合いになると言っており、断る方が可哀想だと姉からも言われ、年に1回時々2回の帰省の際は遠慮なく甘える事にしています。

親孝行をしたいけど負担をかけたくない私と、できるうちに世話を焼きたい親との駆け引き。
甘える事もまた親孝行だとはわかっているのですが…。

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