【12/21(土)イベント開催!】「私学教員のための雇止めセミナー」のご案内
私学教員ユニオン(総合サポートユニオン私学支部)では、12/21(土)18時15分~19時50分 に東京都の公共施設で「私学教員のための雇止めセミナー」を開催します。オンライン(Zoom)でも参加できます。
自分や周囲の雇止めに疑問を感じている方、雇止めや無期転換のルールについて知りたい方、教育現場で長く活躍したい方、非正規教員が使い捨てられる現状を変えたい方など、多くの方にぜひご参加いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
【セミナーの趣旨・概要】
現在、教育業界全体で非正規教員が増加しています。公立学校では全体の約2割ほどですが、私立高校ではさらに多く、すでに約4割が非正規教員となっています。非正規教員は、低賃金かつ1年更新の細切れ契約で働き、「雇用の調整弁」として都合よく使い捨てられています。新年度の見通しすら立たない中では、教育活動に集中することもできず、教育の質の劣化にもつながっています。
2013年4月に改正労働契約法が施行され、「無期転換ルール」が定められました。無期転換ルールとは、期間の定めのある雇用契約の労働者が、反復更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申込みによって、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるというものです。
改正労働契約法の施行から10年が経ちました。教育現場において非正規教員の無期転換や正規化が進んできたか、検証が求められる時期になっています。
そこで本イベントでは、青山学院の雇止め事件をはじめ、労働問題に取り組んでいる川口智也弁護士(東京法律事務所)を講師としてお招きし、私学教員ユニオンに寄せられた相談事例を取り上げながら、雇止めや無期転換のルールについてお話いただきます。
無期転換直前での雇止めに遭った組合員のAさん(青山学院高等部非常勤講師)からのメッセージもお届けします。
講演後は個別相談会も開催します。川口智也弁護士や、経験豊富な相談員に直接相談できるチャンスです。雇止めに限らず、労働環境に悩んでいる、今の状況を変えたいという私学教員の方はぜひご参加ください(相談は秘密厳守で、別室で行います)。個別相談会に参加されない方には、同じ時間帯、私学教員ユニオンの取り組み事例を紹介します。
セミナー終了後、20時頃から近隣で懇親会を開催します。こちらもふるってご参加ください!
【開催要項】
日時:12/21(土)18時15分~19時50分(開場18時)
場所:世田谷区男女共同参画センター「らぷらす」4階 研修室1
https://laplace-setagaya.net/about/access/
・東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅下車徒歩7分
・東急バス・小田急バス「昭和女子大」下車
小田急バス(駒沢陸橋~北沢タウンホール)「三軒茶屋」下車
開催方法:対面+オンライン(Zoom)のハイブリッド
参加費:無料
申込み:
会場参加の方→不要(当日、会場に直接お越しください)
オンライン参加の方→Googleフォーム(https://forms.gle/rWiUyvd2HJHEHq4d6)から事前申込みをお願いいたします
【お問い合わせ】
EMAIL:info@sougou-u.jp
最後に、私たちは労働組合であり、組合員からの組合費を主な収入としていますが、低賃金の職業や非正規雇用の労働者が組合員に多いこともあり、財政基盤としては十分ではありません。今後の活動の発展のため、ぜひ寄付をお願いできたらと思います。ご協力お願いいたします。寄付サイトは以下になります。