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ブラック企業ユニオン

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ブラック企業ユニオンの活動をまとめたマガジンです。
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2020年6月の記事一覧

映画『プロメア』などで知られるアニメ制作会社トリガーと団体交渉を行い、裁量労働制の誤った運用による未払残業代などについて、円満解決となりました。

 ブラック企業ユニオンは、映画『プロメア』『リトルウィッチアカデミア』や、NETFLIX配信『SSSS.GRIDMAN』などで知られるアニメ制作会社トリガーに対して、長時間労働や、裁量労働制の誤った運用による未払い残業代について団体交渉をしていましたが、今回同社と合意に至り、円満解決となりました。同社は今後、労働条件の改善に努めるとのことです。  トリガーに勤務していた組合員は、「大変でしたが、無事解決してよかったです。この業界で正しく裁量労働制が運用されることを願います。」

アドバンテストに対して宣伝行動を行いました。

総合サポートユニオンは、株式会社アドバンテストと、組合員Aさんの長時間労働による労災について団体交渉を行っています。 Aさんは、光超音波顕微鏡HadatomoZを開発する研究職の労働者です。当時の上司が線引きした無謀なスケジュールとパワーハラスメントにより100時間以上の時間外労働が発生し、精神疾患を発症し、休職を余儀なくされました。 これまで会社と団体交渉を重ね、様々な証拠を提示して丁寧に説明しましたが、一方的に元上司の主張を繰り返すばかりで一切の非を認めません。