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行動記録5

2020年4月13日 電車に乗らない日 その5

朝 10:00 なんらかのゲームをしている夢をみていたのだけれど (弓矢で刺されたりする生死をさまようサバイバルっぽい ゲームというよりちょっとした戦中のような) 忘れてしまった もうちょっと寝る?と聞かれたが一緒にあさごはんが食べたいから起きた おはよう

朝 10:55 昨日買った食パンがやっぱりめちゃおいしい 弱いものが弱いまま生き延びる権利 強く美しくなりたいと思わなくなってからはや2年 今日は読みかけの弱いから好きを読もうかな 善は粉々にされて悪の中にいるんだとして 悪から善を救うには怒るではないアプローチが必要なのではないだろうか

昼 12:50 自家製キウイジャムに異変を発見 カビか? 学びたいという気持ちに対して今日も向き合っている そろそろ疲れてきたので伸びをして 読書に移ろう

昼 13:10 お茶を飲もうとしてコップが空だってしているのをみたので紅茶を入れてあげる 優しさに溢れた生活だな ありがとうございます!の声が仕事中の声だった 声質の変化に詳しくなってきたぞ

昼 13:50 愛は惜しみなく奪う さて今日は映画はやめて本の日にしようかしら 気分転換にパンダちゃんとワルツを踊った

昼 14:15 おひるごはん 餃子がだんだんおいしくなってきた 油をひいて拭いてから焼いたらしい ワルツ踊ったよって教えてあげたら少しだけ一緒にワルツを踊ってくれた ありがとう

昼 14:40 ひとの登壇がはじまるので静かにしてないといけない ましてやダンスなんて絶対に踊ってはいけないし歌ってもいけない 心して生きながらえる術を読もう

昼 14:45 生きることはブリコラージュ かたちのレビュー 金田一春彦先生のことばの歳時記をおもいだす 私もはやくことばの歳時記つくれるような素敵な大人になりたいな しつらえるは設えると書くことをすっかり忘れていた 設定はしつらえを定めること なぜよりそもそもで考える 私もそうしていこう 空間そのものがちりちり痛むという表現 森の映画祭も空間が穏やかという感じがあってそこがすき それは雰囲気でもなく空気感でもなく空間が完成を持つ瞬間のこと 言葉という繊維とあって、改めて言葉に対する基盤を感じる 「衣服は人の欲望と感情を象り、人としての嗜みと誇りを育む」わたしは嗜みという言葉が好き ふだんのこころがけを日々大事にしたい 「偶然性という、同一性や必然性の圏外にあるもの」同一性のことと必然性はいつも気づくと効率よくなってしまう まわり道を大事に無駄だらけに生きていきたい 共同的な無意識は絶対に存在する オーセンティシティってなに?

夕刻 16:45 歌ったり踊れないのに疲れてきたので奥の部屋まで行ってひと踊り 会社がフリーアドレスなのに一緒に座った方が効率的だからと最近近くに座るよう指示されるのだがすごく居心地が悪いのはこころまで効率化されてゆく感じがするからなのかな あとはなにより歌ったり踊ったりしたくなっても我慢しないといけない感じがしてすくすくしていられないからかな

夕刻 17:30 次は物欲なき世界 暮らしの民度という言葉を見て民度の形成について考えた 民度はどうやって生まれるのかと考えると環境と教育だろう 心響く消費しかしたくないのはその通りで シェアリングによって見えなくなっている背景に人がつながってくる可能性を感じるが大きな会社の行うシェアリングはまた別な気がする お金が真の意味でモノではなく信用システムとみなが認知したら世界は変わるだろうし キャップアンドトレードはお金について私が思うことと限りなく近い 経済は贈与のシステムが基なだけでなくこの世のすべては贈与で成り立ってくれたらいいのに コロナもあって世界が大きく動いている すべてがたとえ終わったとしても世界が大きく動いた前には戻れない 資本主義のあとはなにかなという話がここ数週間のわたしのなかでのホットトピックで友人との所謂オンライン飲み会でも資本主義と民主主義の先についての考察を必ず行っている 仕事終わったら民度についてひとに聞いてみようと思う

夜 18:15 今日は床暖房のおかげでずっとあたたかいな ミーシャに合わせて太鼓をたたいて変な音のする銀のボールを揺らす

夜 20:00 よるごはんは寿司にした パンを買って帰宅 嘘は事実の20倍速く広まる 公権力の弱まりについて話した

夜 21:00 去年森道市場行ったのなつかしいなととうふくんを聞きながら思う 今日はずっと仕事するらしいのでもう一冊読む ワイルドフラワーの見えない1年

夜 21:15 消費に対する考え方が明らかに変わってきている すきだったひとのことを想い出す こないだあったときかわいいマルニもってた 一緒になんでもお買い物をしてこの世のかわいいもののことばかりふたりで考えて探して歩いてた 高いか安いかではなく古着屋にもブティックにもいった 自然の中のかわいいを求めまちじゅうを歩いて木漏れ日やかんばん 反射する光や花壇をみつけた そういえば私がつくったこのよでいちばんかわいいハンカチいまだに持ってたな まだ使ってたの!?ってきいたらこのよでいちばんかわいいからねっていわれた わかる かわいいよね 枝の色が全部ちがう青で出来た街路樹たちの丁寧な刺繍 かわいい金色の実がついていて ベースがネイビー 最近はあまりかわいいでものを買えていない 仕事のことを考えて買うことが増えている気もする 北参道に住むことを決めていた私はもうだいぶいなくなってしまって平屋に縁側とお庭のあるおうちに憧れている やさしい商店街が近くにあったらいいな 高い車はいらないからたまに自転車でおでかけしたいな あのころ一緒に乗ろうと思ってたかわいいゼットのことをもう思い出せなくなってきている すきだったひとと一緒に進みすぎて偏ってしまった思考と指向を少しずつ自分自身の軸に戻していきたいんだけど自分自身の軸というものがよくわからない 高校生に戻ってしまったような気持ち でも24歳だからそんなこと言ってられないんだけどね 無限に本を読み 無限に映画を観て 毎日考え事ができるタイミングがこんな時に来てしまったから 私は消費ではない仕事に変えたくてしょうがない 物理消費をみるのが極端なことを言えばつらいのだろう

夜 22:50 森の映画祭のストーリーを考えていた ものがたりにしたほうがしっくりくるのでものがたりをかいた 主人公が永遠に男の子だから感情移入せずにかけるんだろうなと思う

夜 0:20 お風呂に入ってお風呂を出て1日ずっと仕事だったから絵しりとりをしてもらった うまがかわいい 愛おしいうま 今日はここまで

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