【アラフォー婚活】マッチングアプリで『インドに導かれた話』をされた話
『男から受けた傷を癒やすには男だ!』
と、爆モテ既婚者の女友達からアドバイスを受け、手っ取り早くマッチングアプリを再開させた。
土日しか婚活パーティーに行けないのは、バレンタインまでに彼氏を作ることが目標…否!バレンタインまでに彼氏を作らなければならない、しがないOLにとって痛手でしかない。
そう、しがないOLは年末(正確には年始)に、ド痛い痛手を負ったので、傷を根治するために早く新しい恋愛を始めなければならない。
そんなこんなで、「平日休みなんて甘っちょろいことを言ってたらダメだ!」と奮起した結果、『インドに導かれた話』を切々と聞くことになった。
婚活歴3年、婚活界のアジアンファイターしがないOLも、さすがに初体験である。
『あー…マッチングアプリの空気は、相変わらず湿めっぽいなぁ…』
と、プロフィール登録を済ませて、男性からのいいねを待つ。
しがないOLは、自分からいいねを送らないスタイルで過ごしている。
別に特にポリシーというわけではないのだが、
『男性からきたいいねに返したほうが、ご飯までたどり着く可能性が高い』
ということは、2年前にゴリゴリにマッチングアプリに住んでいたときに履修していたので、基本は送らないことにしている。
ありがたいことに、マッチングアプリを開始したご祝儀いいね(?)をたくさんいただいたので、気になった人に『いいね』を返していく。
上記の記事でも記載したとおり、
大半は「はじめまして」も言えない社不民なので、スルー。
そんな中、1人だけ『はじめまして、〇〇といいます。よろしくお願いします』と、丁寧なあいさつをいただけた人がいたので、この人とメッセージをやりとりすることにした。
『はじめまして、〇〇(以下Nさん)と申します。しがないさんはお寿司が好きなんですね!ぼくもおいしい食べ物が好きです。よろしくお願いします。』
プロフィール文に記載してあることも、きちんとメッセージに含めてきて、すごく良い人だなぁ…と思ったので、返信をすることに。
ほーん…?
イマドキのマッチングアプリは、好きな食べ物聞いてから「食べに行きましょう~」的にご飯に誘わないんか…?いや、まぁいいけど。
とりあえず続けてみることにする。
いや、さすがのしがないOLもね?
できれば、オウム返しはしたくないんです。
『マッチングアプリ初心者か??』とか『恋愛マニュアル本読んだばっかか??』とか思われたくないけど、このときばかりは、なぜか聞き返さないといけない気がした。…いや本当に…。
待ってました!と聞こえてくるかのように、即レスで返事がきた。
まぁ、これで話が盛り上がれば、お茶とか行ったときにインドの話を深堀りすればいいかぁ…と思って、疑問形で終わらせることにした有能しがないOLに更なるインド話が降りかかる…!
…端折っているが、ここまでだいたい20ラリーぐらい。
お茶にも誘ってこず、
インドの魅力と、導かれた話を長文4通で送ってきたN(ナマステ)さん。
これにどう返信すればわからず、
ここから既読スルーにさせていただいた…!
そこから追いメッセージもこないので、きっと彼は、精神的にインドに導かれてしまったんだと思う…ザンネンデスネ…!
マッチングアプリ再開後、記念すべき1人目がインドに導かれてしまったので、今後のアプリも混迷を極める気もしてきた…!
なんなら、今日、いただいてきた御朱印が、
私の知らないところで燃えるという夢をみた…!
…え、私、大丈夫そ…?
相変わらずのネタの宝庫、マッチングアプリ。
「さすがだなぁ…」と思いつつ、今日も頑張ってメッセージのやりとりを繰り返していく。
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