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今年も良い年に

年が明けてすぐに、彼女と会う機会が作れました。次の週に会う約束をしていたし、お正月は無理かなぁと思っていたので、それはとてもラッキーだった。

お互いサービス業なので、僕は運良く休みでしたが、相手は元旦以外はお仕事だった。

仕事終わりに僕が合流して、夜のショッピングモールを散策しました。でも福袋などの大きな買い物をするわけでもなく、雑貨屋さんを見て、小さなお人形を買って、アクセサリーを買って、あとはずっと喋っていました。

気の合う人、仲の良い人、というのは誰にもいるものだと思います。僕は病気になって、できるだけ自分に正直になることを心がけました。そうして仲良くなったのが彼女です。

自分のことを隠さずに(それでもたくさん(本当はこうじゃん!)って見抜かれるけど)話して、それを受け入れてもらえるので、一緒にいるとリラックスできます。

自分を受け入れてもらえる、というのは人間関係において、とても重要です。

人一倍、僕は自分のことをアピールしたり、自分に自信を持ったりすることが苦手です。努力はしているけど、そんなにすぐ人間って変われるものでもない。

病気をしてずいぶんと変わったなぁとは思うけど、それでもまだまだ自分が思い描くような人間にはなれていない。その場所にもいない。そう感じています。

彼女と一緒にいると、この人と一緒にいられればそれでいい、という気持ちにさせられます。相手も同じ気持ちだったらいいのにな、と思います。

でも現実は、もっとお金があった方がいいだろうし、昇進したいって思うだろうし、もしかしたら給料が下がってしまうこともあるかもしれない。また突然倒れて働けなくなったりするかもしれない。

そこまで全部受け入れて一緒にいてくれるかなぁ、という不安が常に付き纏います。

今、一緒にいる時間がたのしいから、では何も解決できない、ということは理解しています。それは「他人同士」がずっと一緒にいることの宿命でもあると思います。

でも考えて考えて「あれ、いけるんじゃない?」という部分があるのも事実です。楽観的にものを言っているとかではなく、今まで接してきた時間の中から導き出した感覚のようなものです。

考えても、心の動揺がないのです。「これどうしよう、あれどうしよう」という感覚に陥らない。

だから、「いける」と。そう感じのだと思います。

その日は明日も仕事だということで、早めに解散しました。

後から「そういえば初夢見た?」というメールがありました。

初夢より遅れましたが「最初に見た夢」は、彼女にメッタメタに怒られているやつでした。

今年も良い年になりそうだw

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