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推しが卒業した話+今週あたりに観たアニメの感想。

にじさんじから鈴鹿詩子が卒業した。
……この一文で何かが察せる人向けの記事です。
あと、なんかかっこよくしたかったので敬称略で書いています。

私がバーチャルYouTuberを知ったのは、ニコニコ動画で四天王と呼ばれた方々が話題になっていた頃。分かりやすく言うと、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんことねこますさんがポッキーゲームしてた頃。
その頃はまだ3Dが主体で、企業系のアイちゃん達と、個人勢のねこますさんやのらきゃっとさん達が色々模索していた時期だったと思う。(ふぇありすさんがLive2D主体の擬似3D紹介してたのってこの頃だっけ?)
そんな中、圧倒的なパフォーマンスと本人の持つ輝きだけで爆裂的な面白さを出したのが、月ノ美兎だった。
そして委員長こと彼女のことを追いかけているうちに、またヤバい女が現れた。それが、鈴鹿詩子だ。
801板とVIP板の戦争を経験した歴戦の腐女子でショタコンで性欲を隠さない、
こんなのどっから連れてきたんだよという逸材。
彼女がいなければ、現在も連綿と続くにじさんじのおもしれーライバー路線は固まりきらなかっただろうというある意味のレジェンド。
低音で若干ウィスパーな地声を持つ彼女は、挨拶の時に高い声を出す事で視聴者から「誰?」とコメントを打たれるのが当たり前になったり、
ファンをうたっこと呼び母性満開でASMR配信したのにリスナーが頭皮を剥がされたと錯覚したり、
読み聞かせでBL絵本を読んでノンケでも平気で食っちまう伝説のバリタチを育成したりしていた。
……文字にするとヤバい女だが、実際そんな人だった。このあたりは10分で分かる鈴鹿詩子で観れるはずなので、観てね。ニコニコ復活後でもいいから。
しかし、一方で野心や向上心は常に高く、ボイストレーニングやステージの練習、婚活などあらゆる自分磨きも欠かさない、素敵な女性だった。
自身のセンシティブなファンアートが変なものが多いという彼女の言葉を聞いて、私もファンアートを描いたりした。
ただ、この時点で私にとって好きという感情にまで至ったのはこの二人まで。にじさんじ全体を見ることはしていなかった。
きっかけとなったのは、あの悪名高い番組、バーチャルさんはみているを母と一緒に試聴したことだった。
つまんない筋書き通りによくわからんコントをやらされる月ノ美兎の姿を見て、こんなんじゃないだろ!!!と口直し気分で彼女のコラボ配信の切り抜きなどにも手をつけ始めたのだ。
そうして私はにじさんじという箱に所属するライバーの事を知り、やがてアンジュ・カトリーナとさんばかを推すようになった。
そして、そこで出来たつながりが、SKB部である。
鈴鹿詩子、郡道美玲、竜胆尊、アンジュ・カトリーナの四人で構成されたユニットであり、彼女達の配信ではnoteに書いたら一発でBANされそうな会話がビュンビュン飛び交う。下ネタ好きの私からしたら腹が捩れそうになる、下ネタ嫌いの人が観たら多分卒倒するような配信が連発された。その中でも、やはり鈴鹿詩子の会話は別格だった。アンジュと共になんか童貞みたいな反応をする彼女の姿は、初期の輝きをさらに増しおもしれ〜〜〜女となっていた。
SKB部を始め、アンジュと詩子お姉さんを推していた私は、しかしやがてバーチャルYouTuber自体から少しずつ遠ざかってしまう。それは、やはり経年による感性の変化が大きかった。コロナ禍も相まって、やっぱりアニメって面白いよなと思い始めアニメを見る時間が増え、ニコニコで実写系動画をよく観るようになりオモコロチャンネルにもハマった。それでも、時々推しである月ノ美兎、アンジュ・カトリーナ、鈴鹿詩子の配信はちょくちょく観ていた。
そして、今年になり、鈴鹿詩子の卒業が発表された。
最高に円満な形での卒業であり、チャンネルも残る。
彼女がそこに居た姿は、誰でも後から垣間見て、追いかけることができる。
それでも、それでもだ。一時期は全ての配信を追っていたのに、今はたまにしか見なくなっていたくせに言いたくなってしまう。
寂しいね。
彼女の行く先の未来が、どうか華々しく、ショタショタしく、オタクらしく、幸多きものである事を。

あと、U・Sとウィルマリのパトラリミックスサブスク配信してくれえにから……。


今週のアニメ振り返り行くよ〜。
・終末トレインどこへいく?9話まで観た
毎期、1話でおもろいやんと思って録画だけしてて結局観る時間なくて消しちゃう番組があるんですが、いや2話観てよかったわこれ。マジモンのダークホースじゃないですか。あべしがゆかち監禁してる細かいネタとか、やりたい放題の水島努が詰まってるし、回を増すごとに謎も増え友情も深まりスカッとする。この内容で視聴後感がいいのほんとすごいよ。練馬のアリスの回、マジで何言ってるか全然わからないのに面白かったからすごかった。あの回脚本も演出も全部水島監督だったあたり流石に誰も理解できなかったんじゃないかってちょっと思った。あとあの回声優さんがSHIROBAKO同窓会みたいでよかったね。あと、ヘリに括り付けて回す拷問、よっぽど好きなんだな……って思いました。あれウィッチクラフトワークスのEDにもあったよね。
・忘却バッテリー9話
智将要圭アニメでもド攻めすぎる!!!!!
あとなんかハルちゃんの声無垢な演技になってきてない?それがより良い。
先週の総集編のアレで枠に収まらなくなってるけどどうなるんだ。
ただ、うちの母は宮野真守のイケメン演技がアホモード以上に面白かったらしいです。
わ、私はいい攻めボイスだと思ったが……!?
・ウィンブレ11話
話びよんびよんに伸ばしすぎてて草。
まあシシトウレン編のあの完璧な演出と時間の割き方の後なので文句も言えないんだが、にしてもただでさえ伸ばしに伸ばしてる会話とか尺稼ぎ演出の間ずっと桜を真っ赤にしておくのはやめてさしあげて〜。原作もあそこまで真っ赤じゃない。同級生が女の子と手繋いでただけで射精寸前みたいになっとる。
にしても絵が上手すぎるせいであからさまな三枚目キャラで桐生と対比させるはずの柘ちゃんがマッシブな身体すぎてそっちに目がいってしまったな……。あ、榎本さんの喋り方は声出して笑いました。完全再現。村田さん割と綺麗な美少年ボイスのイメージあるんだがあんな声出せるんやな……。Lv2チートもか。

ニコニコが大変なことになって、今2007年のあの頃の動画がランダムに見れる状態になってるんですけど、黒魔さんの動画を見てここから放サモに繋がるんだなあとなんだか不思議な気持ちになっていました(東京放課後サモナーズ第一部メインテーマ「竜を継ぐもの」は作編曲が黒魔氏です)。あと今聴くまっがーれ↓スペクタクルめちゃくちゃむずむずする。若かったんやな。
そんなんで今日はおしまい。それではまた〜


ラフだけど描いておいた。



キミもあわれな瑳神わびすけに恵みの手を差し伸べよう!