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技術教育

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記事一覧

昭和30年代の「職業・家庭科」

かつて(昭和31年から),都立高校の入試科目は9教科(主要5科目と,音楽,美術,保健体育,職…

sgk
6日前
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PenroseタイリングとAmmann線の関係

■ PenroseタイリングとAmmann線 Penroseタイリング(小豆色の線)は,太った菱形と痩せた菱…

sgk
1か月前
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Penrose タイリングから単一タイルによるタイリングまで

ここで対象とするのは2次元ユークリッド空間(平面)に限りましょう.2次元世界は厚みのない…

sgk
1か月前
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高次元結晶空間群

結晶空間 3次元結晶空間群(フェドロフ群)は230種類あります. これは3次元結晶空間の対称操…

sgk
4か月前
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★結晶群の一般化(4)

群を積に分解しその生成群を調べたり,逆に2つの群の積で大きな群を生成したりするときに,群…

sgk
5か月前
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★結晶群の一般化(3)

◆ことの起こり(前期):シュブニコフの反対称概念の発見(1945)まで ヘーシHeeschとシュブ…

sgk
5か月前
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x(旧)結晶群の一般化(3)

◆ことの起こり(前期):シュブニコフの反対称概念の発見(1945)まで ヘーシHeeschとシュブニコフShubnikovは,シュパイサーSpeiserが1927年に提案した$${G_{321 } }$$群[3次元帯群]の解釈と,その2年後にウェーバーWeberが$${G_{32 } }$$群[3次元層群]が描いた図[黒-白2色を使い,単面平面上に両面平面を描画--色の違いで厚み方向の幾何学次元を表す]のアイデアに深い感銘を受け,その結果,独立して,反対称の概念の厳密な定義

★結晶群の一般化(1)

◆結晶群の一般化とは 群$${G}$$は,その部分群$${H}$$に関して剰余類の直和に展開(ラグラン…

sgk
6か月前
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★結晶群の一般化(2)

◆古典結晶空間群 3次元の結晶空間群が230種あることの数え上げは,1890年ごろ,フェドロフ(…

sgk
6か月前
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フォノニクスは、音と熱の流れを制御する新しい可能性を開く

超音波,極超音波,熱振動を制御媒体を扱うのがフォノニクスで,フォトニクスのアナロジーです…

sgk
1年前
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群論ことはじめ

原著は: Ian Stewart; Taming the Infinite: The Story of Mathematics from the First Numbe…

sgk
1年前
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瞬間はどのように分割されるか:ヨクト秒(その8)

さらに進みゼプト秒未満には、ヨクト秒と呼ばれる範囲があります。ヨクト秒 (is) は 、1 秒の …

sgk
1年前
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瞬間はどのように分割されるか:ゼプト秒(その7)

時間のスペクトルはここで終わりません。さらに小さな時間単位で起こるより小さなプロセス、よ…

sgk
1年前
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瞬間はどのように分割されるか:アト秒(その6)

さて、私たちはフェムト秒を見てきましたが、スペクトルはまだそこで終わりではなく、時間の範囲はさらに進み、アト秒 ( $${10^{–18}}$$ 秒) に至ります。文字通り近年、人々は X 線または遠紫外線パルスの助けを借りてアト秒の範囲に到達しました。つまり、現在では、数百アト秒 (たとえば 300、400 アト秒) の持続時間のインパルスを受信することが実際に既に可能であり、それらの助けを借りて、このスケールで発生するプロセスを研究することができます。 すでに述べたよう