セロトニン

セロトニン:ミシェル・ウエルベック

ミシェル・ウエルベックの本は『プラットフォーム』とか『地図と領土』など、タイトルに惹かれる。

新作のタイトルは『セロトニン』(河出書房新社)。Kindle版を購入。フランスで40万部超のベストセラーとなっているらしい。初めてのミシェル・ウエルベック。

大学時代、3年から4年にかけて脳内神経化学に関心を持ち、掘り下げていた。当時の化学科の教授からのお題の一つは、尿からビオプテリンを抽出すること。これについては死ぬ前にどこかに書こう。

脳全体に投射するセロトニンを放出する神経細胞。テトラヒドロビオプテリンとセロトニンの働きについて勉強したりした。脳内モノアミン/中枢神経/セロトニン神経系/ドーパミン/トリプトファン/フェニルアラニン/チロシン/精神疾患。もう一度学び直したい。

それはさておき、ミシェル・ウエルベック。『セロトニン』を読んでもう少し深く落ち込んでみたい。

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『セロトニン』
ミシェル・ウエルベック 著
関口涼子訳
価格:本体2400円+税
判型:46変形判
発行/販売:河出書房新社刊
公式サイト:http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309207810/

内容(「BOOK」データベースより)
巨大化企業モンサントを退社し、農業関係の仕事に携わる46歳のフロランは、恋人の日本人女性ユズの秘密をきっかけに“蒸発者”となる。ヒッチコックのヒロインのような女優クレール、図抜けて敏捷な知性の持ち主ケイト、パリ日本文化会館でアートの仕事をするユズ、褐色の目で優しくぼくを見つめたカミーユ…過去に愛した女性の記憶と呪詛を交えて描かれる、現代社会の矛盾と絶望。










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