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亀岡いきいきガーデン植栽イベントレポート【前編】

2021年3月16日に「亀岡いきいきガーデン」の植栽イベントが開催されました。天気予報では曇りだったのですが時折小雨が降る中、NPO法人亀岡・花と緑の会、京都府立農芸高等学校の学生、亀岡市都市緑花協会、保津川遊船企業組合、京都サンガF.C.のサポーターなど多くのボランティアによる総勢60名の参加となりました。

「亀岡いきいきガーデン」とは?

「亀岡いきいきガーデン」は民主導型の公共事業として株式会社ユニマットリックがディレクターとなり、構想・デザインを神戸国際大学 国際文化ビジネス・観光学科の白砂伸夫教授、施工をガーデンファクトリー創都が担当。亀岡市の桂川市長はじめ市職員の皆さん、NPO法人亀岡・花と緑の会、保津川遊船企業組合、京都府立農芸高等学校、協力参加の亀岡市民の皆様で構成されているプロジェクトです。

現在、施工中の「亀岡いきいきガーデン」は2020年に完成したサンガスタジアムの目の前に位置しています。もともとは古い無人の建物がありましたがそれらを取り壊し、更地になった場所へ「亀岡いきいきガーデン」が創られています。

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地元農家の庭の植物や亀岡市の不要な石材を再利用したプラン

白砂伸夫教授がデザインした「亀岡いきいきガーデン」の最大の特長は地元の農家の庭先に植わっている植物でデザインされている点です。農家の庭は植えられている植物の種類が一般的なガーデニングとは異なり、丈夫なものだけが残って庭を形成している場合が多いのだそうです。「丈夫である」ということはローメンテナンスで枯れにくい「持続可能なガーデン」になるということ。また石材は亀岡市が保管していた不要な石材を再利用しています。

ローメンテナンスで持続可能なグリーン空間を都市に寄与すること、緑を通じて地域づくりにも取り組む点を評価され「亀岡いきいきガーデン」のプランは、緑の環境プラン大賞のシンボル・ガーデン部門緑化大賞を受賞しました!

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みなさんの協力のもとたくさんの草花が集まる

協力の地元のみなさんの庭先の草花を株分けしたものがどんどん運ばれてきます。栽培をしたものもあれば、どこかから飛んできて庭先に根差した植物もあるようです。白砂教授いわく「一般の流通には出回っていない植物もありますね。」とのこと。京都府立農芸高等学校の生徒が挿し木して栽培したバラも提供していただきました。とてもたくさんの様々な種類の草花があつまった様子は圧巻です!

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午後1時のスタート時間には参加者が全員集合。事前に班分けしたグループごとに協力しながら、いよいよ植栽イベントのスタートです!

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【後編へ続きます】

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