日本で作られた漢字体「和製漢字(国字)」
和製漢字とは、中国から伝来した漢字ではなく日本で作られた漢字体の文字を指し、国字などとも呼ばれています。
音読みは持たないことが多いのが特徴ですが、音読みがないと熟語をつくるときに不便な場合は、漢字から部首を除いた部分の読み方を音読みとしています。
(例)働(はたら)く→労働(ドウ)
一部ですが、和製漢字を示すと次のとおりです。
※ひらがなは訓読み、カタカナは音読み
峠(とうげ)
辻(つじ)
笹(ささ)
榊(さかき)
畑(はたけ)
凧(たこ)
躾(しつけ)
働(はたら・ドウ)
これ考え出したのどなた?って思うのですが、字を見ただけでなんとなく意味がわかってしまいます。
峠→山の上り・下りの区切り
ほとんど使わない字ではありますが、同じ訓読みでも字が違うことにより微妙に意味が違うことも理解できます。
凪(なぎ):風によるもの
泙(なぐ)・𣷓(なぎ):波によるもの
和製漢字だけではなく、文化伝統を感じる時に思うことがあります。
我々は新しい何かを創造しているのだろうか?
もちろん、新しい何かを創ることが善であるとは思いません。
ただし・・・
消耗だけしていると劣化していくのでは?
とも感じます。
より善い世の中を次世代へ引き継ぐために、できることは何なのだろうか?
を感じます。
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