決断とは決めることであり日常で大小の違いはありつつも、様々な場面で決断をしています。
夕飯を何にするか?
今の時間を何に使うか?
どの対応策を選ぶか?
などなどです。
もう少し細かく定義すると・・・
「ある問題や課題に対して複数ある対応策のうち意志を持ってひとつを選ぶこと」と言えますし、逆の見方をすれば「選んだひとつのこと以外は切り捨てること」となります。
選ぶ対応策、もしくは選ばない対応策のリスクの大小により、覚悟と責任にも大小が発生します。
似たようなものでも、「決断」とは言えずに「先延ばし」になる場合もありますので注意が必要です。
「今ではないと、情報から判断する」=決断
「決められないから、今ではない」=先延ばし
変化が激しい現状では「決断しないこと=現状維持」ではなく、「決断しなこと=マイナス成長」となりかねません。
さて・・・
決断力が高い(もしくは強い)人の特徴は、次のとおりと言われています。
根拠はないが自信がある
過去にこだわらない
判断するための自分軸がある
また・・・
決断しやすい状況は、自身で創り出すこと=コントロールすることが可能です。
何を判断基準にするのかの基準を作る
→判断基準がないとブレやすくなり、誤った判断をしてしまうこともあります。体調が万全
→睡眠不足、熱があるなど体調が万全でない場合には、誤った判断をしてしまうこともあります。疲れていない時間帯
→仕事が終わりに近づく夜など、疲れがたまっている場合には、誤った判断をしてしまうこともあります。落ち着く
→焦ったり慌てていたりすると、誤った判断をしてしまうこともあります。
ただし・・・
決断しやすい状況にないからと言って、決断を先延ばしにするのとは違います。
決断までのプロセスを明確化すると次のとおりです。
①重要な問題は何かを特定する
→いきなり解決策を出すのはNGです。
→起こっている問題の本質は何かを問う
(例)
スタッフが育たず、人手が不足している
「人手が不足しているのなら、人手を確保すればよい」というのは目に見える問題であり、もしかしたら本質ではない可能性がありますので、そもそも「なぜ」スタッフが育たず、人手が不足しているのかを「なぜ」で深めていく必要があります。
「スタッフが育たず、人手が不足している」のは、業務経験豊富なスタッフが蓄積してきたスキル・ノウハウを共有する仕組みがないことが本質なのかもしれません。
②解決策を洗い出す
→的外れな解決策になってしまわないように解決策を洗い出します。
③解決策に優先順位をつける
→何が重要なのかの観点で優先順位付けを行います。
④実際に行動化する解決策を決める
→重要度の高い解決策に絞り込み、行動化する目標を決定
あとはやるだけ状態になります。
「モグラ叩き」の場合、次から次へとモグラが出てきます。
「モグラ叩きの動力源を止める」ことにより、モグラが出て来なくなりますが、問題や課題はひとつだけではありませんので、繰り返し行うことが必要です。
また・・・
実際に行動化した後の検証も大切です。
何をお伝えしたいかというと・・・
身体の状態は
ある程度自分でコントロール可能なので
コントロールするための方法を
身に付けておくことが重要
ということです。
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