2022 10枚 7枚目

Disq
Desperately Imaging Someplace Quiet


『静かな場所を求めて』
これがアルバムタイトルの直訳ですね。長かったので調べました。うーん…歌詞知りたいなこれは…

イギリスのバンドかと思っていたらアメリカのバンドなんですね。
前作の収録曲Daily Louteenから知ったDisqですがその頃から全体的にイギリスバンドのイメージでした。なるほど、今回アメリカインディーぽいなと思ったが本家でしたか。

このバンド、演ってる曲が『変』です。前作からどこかそういうところがあったが今作はさらに混沌としてる。
とにかくリスナーの思い通りに行ってくれない曲展開。個人的には速い1曲目が終わった後の2曲目がドロドロドロ…と気味悪く立ち上がったのを聴いてなんかこう…素直じゃないなあ…と思いました。褒め言葉なんですけど…

イギリスのクリブス、ブラー。
アメリカのピクシーズ。
彼らの曲を聴いていると思い出すバンドです。
総じて…ひねくれてるバンドばかり。そういえば4曲目あたりの曲のコーラス部分のメロディ、めちゃビートルズのAnd I Love Herぽいですね。ビートルズも大概だからな…

クリブスのIn The Belly Of The Brazen Bullというアルバムが大好きです。グチャグチャな音にメロディが乗ってグシャグシャ進んでいくアルバム。聴いてるといろんな感情が起こるんですよね。
今回のDisqのアルバムを聴いてそのセンチメンタルな感情を思い出したのですが、どうも違う。さらにこんがらがってる。もうグシャグシャの中の切なさすら見えない…

そう思うと、今の時代ぽいのかもしれません。
SNSやらネットが完全に一人一人に落とし込まれて、人間はネットの自分と実世界の自分がまず別れていて、その時点で二人です。
全世界の人間が二人に増殖して、それぞれにレイヤーかかってるからレイヤーだらけでもう何も見えず…

記事も混沌としてきてしまった。終わりにしよう…深夜だしな…
お気に入りは4曲目、This Time です。

end

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