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浅い世界ふしぎ巡り 【 世界ふしぎ発見!DS ~伝説のヒトシ君人形を探せ~ 】(NDS)

DSでふしぎ発見!

世界ふしぎ発見。ミステリーハンター達が世界各地に出向きその土地にあるミステリーを取り上げてクイズを出題する日本人なら誰しも一度は見ているであろうTBSの長寿番組だ。
司会の草野仁にクイズに答える黒柳徹子と坂東英二の絵面は今も変わらない。そんな世界ふしぎ発見もついにゲームになった。ハードはテレビ番組がとにかくゲームになりまくったニンテンドーDSだ。

主人公は見習いミステリーハンターとなり、世界各地のミステリーを求めて、正式なミステリーハンターになるために伝説のひとしくん人形を探していく。

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この時点で本作がクイズ番組形式のゲームではなく、アドベンチャーであり、しかも夜9時の番組なのにファラオやジャンヌ・ダルク、チンギスハンなどの歴史上人物が登場して案内してくれるあたりがまた子供向けっぽさをこれでもかと出している。
番組のように世界各地のミステリーもエジプトのピラミッドや、チリのナスカの地上絵などを紹介してくれるのだが、番組よりも薄くなぞる程度の説明があるくらいなのがまた物足りない。(でも漢字には一切フリガナは無いんだよなぁ。)

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その代わりブラックミステリーハンターなる悪者集団との戦いがメインとなり、ステージの最後はクイズ…ではなく神経衰弱やスライドパズルなどの膝が崩れるような安直すぎるミニゲームが待っている。シンプルシリーズだってもう少し頭を捻るぞ!ステージクリアに入る草野仁や黒柳徹子のボイスがなんとも虚しい。にしても何故坂東英二はいないのか。

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なお序盤のエジプトやチリに比べると中盤のフランスやイタリアからは明らかに一つのステージのボリュームが少なくなっていき、色々残念な作りになっている。(でもキャラクターの一人一人を掘り下げる話があったりと拘りは感じるんだよね。)

そんな訳で久しぶりに浅く、ヌルく、薄味なゲームを遊びました。DSもPS1並みに奥が深そうです。


DATA

世界ふしぎ発見DS ~伝説のヒトシ君人形を探せ~
発売:フリュー
対応ハード:ニンテンドーDS
発売日:2009年8月9日
ジャンル:ふしぎ発見!アドベンチャー
公式サイト:https://www.cs.furyu.jp/hakken/index.html



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