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「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」超まとめ ブレイキングダウンの裏で巻き起こる大波乱!そしてOFGで成り上がったYA-MANのタイトルマッチは、はたして。

ブレイキングダウンの裏番組になってしまったRISEですが、アップセットが巻き起こる展開でした。
第9〜14試合について触れていきます。


常陸飛雄馬 vs 大雅

スーパーフェザー級(-60kg)の試合。
ランキング2位の常陸とランキング9位の大雅。
大雅はK-1でも活躍したメジャーな選手だが、RISEのランキングだと9位らしい。

3Rの間は互角な展開が続く、そして延長へ。
延長になってから大雅の動きが急に良くなった。
ステップを踏むようになって、常陸を圧倒し始める。
結果としては大雅の勝ち。
結果が出ない期間もあったが、ベルトに向けて歯車が動き始めたか。

中村寛 vs アリシェル・カルメノフ

Super Fight!ライト級(-63kg)の試合。
カルメノフはマジで誰?という感じだが、チャンピオンとなった中村の世界進出戦の相手ということだろうか。

内容は、まさかのアクシデント発生。
ふたりで倒れ込んだときに中村の腕が脱臼してしまう。
その後に再開されたが、中村がローブローを受けた時にやはり脱臼の影響があるとして試合はノーコンテストに。
また今後再戦となるか。

チャンヒョン・リー vs 秀樹

秀樹 Final Match ライト級(-63kg)。

チャンヒョン・リーはチャンピオンだと思うが、なぜか秀樹の引退試合の相手になっている。
この前はなぜかオープンフィンガーマッチをやっていた気がする。
どういう扱い?チャンピオンとは?

そして、事件は起きた。
秀樹の左ハイが当たりまくり、判定で秀樹が勝利。
チャンヒョン・リーはチャンピオンだが、引退する選手に負けてしまった。
秀樹は上位ランカーなので試合結果自体はさもありなんといった感じだが、こういう結果になるとはね。

志朗 vs クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー

RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Aブロック)準決勝。
那須川天心と過去闘った両者の試合。なので、もちろんどちらも十分に実力者だ。

チャンピオンの志朗が勝つだろうとは皆思っていたはずだ。
だが、志朗がダウンを取られてしまう。
そのまま志朗が取り返せずに、クマンドーイの判定勝ち。
準決勝で志朗が消えた。チャンピオンなのに。驚きだ。

大﨑一貴 vs 田丸辰

RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Bブロック)準決勝。
こちらも引き続きトーナメント。

大﨑は何年間か負けなしの無敵の選手。チャンピオンでもある。
この試合も普通に順当に大﨑が勝つだろうと皆思っていたはずだ。
なのだが……!
田丸のパンチが大﨑をとらえ、大﨑の腰が一瞬落ちる。
その差がジャッジでとられたのか、田丸が判定勝ち。
波乱のトーナメントだ。
決勝は志朗と大﨑だと思っていたが、クマンドーイと田丸になった。

[タイトルマッチ]YA-MAN vs 山口裕人

初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座決定戦。

RISEのオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで名を挙げたYA-MAN。
その後、RIZINで皇治に勝ち、THE MATCHで芦澤竜誠に勝ちと、
一気に格闘技界でメジャーな存在となった。中村寛にも勝っている。
山口は山口兄弟の兄で、OFGは山口兄弟のために作られたという噂もあるとかないとか。

試合は、予想通り殴り合いの展開。
そして、山口がYA-MANからダウンを奪う。
だがYA-MANは立つ。
その後、今度はYA-MANが二度ダウンを奪う。
やっぱりOFGはやばい……。みんなが期待していたものに応える展開だ。
誰もが1Rで終わると思っていたが、気づいたら1R終了のゴングが鳴る。
2R、YA-MANのパンチが山口を捉える。
YA-MANのパンチはコンパクトで当て感がいいのかもしれない。
そして、ジャッジが止める。YA-MANが勝った。

オープンフィンガーグローブで成り上がった男は、オープンフィンガーグローブのベルトを巻いた。
マイクはオーディエンスへのエール。
そうだな、おれたちも頑張ろう。YA-MANのように。きっとやれるさ。


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