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2024年棋聖戦開催!藤井八冠先ず一勝!

2024年6月6日作成

REV14

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

地上波のニュースで、棋聖戦の一局開催が触れられていましたので、ご存じの方もおられるかもしれません。

表題の件、第一局で藤井八冠が勝利を収め、藤井八冠が先ず一勝として、次局を迎える模様です。

以下、第一局の詳細データです。

6月6日 第一局、対山崎八段、90手で山崎八段投了、残り10分(山崎八段残り1分)、後手、相掛かり

今回も、いつもの様に、インターネット上の動画で同時放映されている対局の評価値や優位性及び残り持ち時間の推移を見ていました。

途中、持ち時間の消費が、いつもは、対戦相手の方が多く先に減っていくのですが、今対局は藤井八冠の方が先に1時間以下となり、優勢なままとは言え、少し、ハラハラしました。

ただ、持ち時間を使って手を考えたせいなのか、段々、優位性も徐々に数字にさを付けれるようになっていきました。

尚、これまでの両者の対戦成績は1対1で五分五分だった様ですが、本日の一局で藤井八冠が二勝一敗と少し前に出た様です。

終盤、少し気になったのが、叡王戦の伊藤七段同様、山崎八段も結構、王手で詰められるギリギリまで、投了せず引き延ばしていた気がします。

どういう事かというと、敗者の美学というか、対局などでは、あまり、詰められてから、まいりました・負けました、というよりは、その数手か少し多くの手を残したまま、投了するというのが、一つのスタイルとして存在すると思うのですが、そういった事をせず、ギリギリまで頑張るというのは、藤井八冠が間違って、悪手をするのを待っている・誘っているとも言えるのではないかと思えます。

今局では、終盤に、相手棋士の山崎八段が王手迄は行かないものの、あと二三手で王手ですよ、というところまで、さされていた気がします。

こういう、途中適当な場面で諦めるというか、最後まで打たずに、余裕をもって事前に投了しない事が起きているのは、恐らく、叡王戦で藤井八冠が悪手を打ってしまい、負けた局があったからではないかと思われます。(要するに、藤井八冠が間違うかもしれないので、時間を引き延ばして、投了せずに、様子見しているのではないかという事です)

何れにせよ、本日の勝利で、今年の棋聖戦で藤井八冠が先ず一勝で、次局は6月17日に開催される様です

今期藤井八冠が棋聖のタイトルを防衛すると、五連続防衛となり、永世棋聖の称号を獲得されることになる様です。また同時に最年少永世称号獲得の53年ぶりの更新記録ともなる様です。

そして棋聖戦第二局の3日後の6月20日には、いよいよ叡王戦の最終局第五局が行われる模様です。

六月になり、夏の兆しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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