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今年初タイトル戦、早くも決着!藤井八冠、王将戦四連勝で王将タイトル防衛!

2024年2月8日作成

REV17

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

表題の件、藤井八冠の三連勝後、2月8日の第四局で藤井八冠が121手で、菅井八段に勝利し四連勝で2024年の王将戦は決着しました。

藤井八冠は王将タイトル防衛は、今回で連続三回目という事で、王将戦を三連覇という事の様です。

尚、同時に、藤井八冠は、各タイトル戦を今回まで連続で防衛されており、こちらも、タイトル戦二十連覇という事になっている様です。

念のため、今回の王将戦を振り返っておこうと思います。(インターネットでデータを確認してみました)

王将戦は二日制の各自持ち時間が8時間です。

王将戦第一局 : 1月7日ー1月8日、後手、120手、4分/38分

王将戦第二局 : 1月20日ー1月21日、先手、113手、1時間23分/2時間15分

王将戦第三局 : 1月27日ー1月28日、後手、94手、55分/1時間12分

王将戦第四局 : 2月7日ー2月8日、先手、121手、*/@

菅井八段は、昨年の叡王戦でも藤井八冠と戦われています。その際は1勝3敗だった様です。

こうしてデータを並べてみると、持ち時間の残りから比較して見ると、藤井八冠は総じて、菅井八段より、残り時間が少ない各局だったという結果です。

要するに、何を気にしているかというと、余裕で、藤井八冠が、菅井八段に勝利しているのかという事を、考えての確認です。

もし、仮に、力の差が段違いに異なる場合は、ある意味、余裕で対局で勝利できると思うのですが、その場合は、持ち時間の残時間が、多く残るのではと思えるわけです。

然しながら、対菅井八段との対局では、今回の王将タイトル戦では概ね、藤井八冠の方が持ち時間の残りが少なかったという事になりました。

元々、菅井八段は、振り飛車党と言われており、また菅井新手という言葉も存在するようで、かなりの、将棋に対する戦術家の方の様に思えます。

持ち時間からの推測は、今回だけでなく、過去の対戦である、叡王戦も確認した方が良いと思い、確認してみました。(以下、参照願います)

叡王戦は持ち時間が各自4時間です。

叡王戦第一局 : 147手、0分/7分

叡王戦第二局 : 115手、0分/27分

叡王戦第三局 : 163手、0分/0分

叡王戦第四局 : 90手、1分/13分

こうして、二つの過去のタイトル戦を並べて見ると、やはり、菅井八段は強そうに感じられます。又、昨年の叡王戦の時点では、かなり、藤井八冠は対菅井八段に対して相性が悪かったのではと思われます。

何故なら、昨年の叡王戦では、藤井八冠の残り持ち時間は4局ともほぼ0分です。その為、第二局は早指しの末に敗れたとも言われている様です。

今年の王将戦では対菅井八段に対して、4タテ、即ち、負けなしなので、一敗した昨年よりは状態は良くなったのではと思えます。持ち時間の残り時間も第一局こそ、残り4分となっていますが、他の局(第四局は情報が得られませんでした)では、そこまで、少なくなっていない為、藤井八冠は昨年からは、対策をされているように思えます。

ただ、今年の王将戦でも第四局は千日手に二回なった様ですので、相変わらず、将棋の戦術家と思われる菅井八段との対局は注意が必要なのではと感じました。

一気に寒くなってきた今日この頃、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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