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2024年棋聖戦、第二局開催!藤井八冠完勝し二勝目!

2024年6月17日作成

REV12

ソフトウエア工房孫風雅です。

ブログ投稿しています。複数画像付き等最終版は此方から、ご覧ください。

地上波のニュースで、棋聖戦の二局開催が触れられていましたので、ご存じの方もおられるかもしれません。

表題の件、第二局で藤井八冠が勝利を収め、藤井八冠が連勝として、次局で早くも棋聖タイトル防衛決定戦を迎える模様です。

以下、第二局の詳細データです。

6月17日 第二局、対山崎八段、111手で山崎八段投了、残り24分(山崎八段残り1分)、先手、後手向かい飛車

第二局は山崎八段が後手ながら、向かい飛車という、同じ縦列(2の筋)に先手と後手の飛車が揃う、所謂、奇策?に出てきましたが、藤井八冠は動じることなく、AIの優勢判定が、対局中、マイナス(対局相手が優勢)になること無く、ほぼ、完勝という形で終わりました。

途中、藤井八冠のエリア(横の七・八・九の行)に山崎八段の駒が侵入し、成金等作られていた為、優勢判定が変わるのかと思って見ていましたが、ほぼ、変わらず、ずっと藤井八冠の優勢判定が続いていました。

インターネット上の解析動画などを見てみると、どうやら、藤井八冠は、盤上の相手の駒の動きと相手の手駒とを見切っていて、詰ませられないとの確信を持って、その確信通りに、優勢判定が覆ったり・ブレたりすること無く、詰み迄、一直線に対局を進めていた様です。

従って、山崎八段にとって、どの指し手が、あまり良くなかったのか?という手が殆ど認識できないうちに、藤井八冠に詰まされたと言う感じの様です。

要するに、今の、藤井八冠の対j局での指し手は、ほぼ完璧で、全くスキが無いという事の様に思えます。

尚、この対局の後半には角を手駒として保持しているものの、飛車を切る(山崎八段の手駒になる)ことをしており、?な気がしましたが、多分この時点で、藤井八冠は既に詰み迄、ほぼ読み切っていたのだと思われます。

これ迄も対局中、飛車角等の大きい駒、飛び道具を切る場合(対局相手に与える場合)、その後、ほぼ確実に詰ませている様に感じます。(これ迄藤井八冠の対局をインターネット上の動画で複数回視聴していた経験から、講師的にはそういった手を藤井八冠が打つと、その後の40-50手ぐらい先で詰むのかな?と今は思ってしまっています)

次局で棋聖タイトル防衛成るのか、その対局は4月1日に行われる予定の様です。

ですが、先ずは三日後の6月20日に行われる予定の叡王戦(対伊藤七段)の最終戦があり、其方の結果が先ずは気になります。講師の希望としては藤井八冠には是非とも、八冠をこのまま数年はキープして頂きたいものです。

六月になり、夏の兆しを感じられる今日この頃ですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。

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