Nintendo Switch / Laboを使った触感体験の作り方 - Pixie Walking -

【作成にかかる所要時間】
制作時間:約40分
体験時間:約5分

【用意するもの】

【体験内容】

1. Joy-Con 3つを腕に装着する。

2. 装着した腕を目から遮蔽できる場所へ移動する。(今回はダンボールを使用)

3. 妖精を腕の上で歩かせる。

4. すごい、妖精が腕の上を歩いてる!?

【仕組み】
Joy-Con(R)のRライトから発せられた光を妖精に付いている再帰性反射マーカーで反射し、Joy-Con(R)のIRカメラで読み取り、その部位に相当する箇所に装着されているJoy-Conを振動させることによって、まるで手(腕)の上を歩いているように感じさせる。

【これからの改善点】 今回は3つしか利用しなかったが、Joy-Conを増やして、多点の振動子で仮現運動を体験させると、もっと細かい表現ができるようになりそう。また、ガレージキットだと、基本的な図柄しか出せないが、今後のアップデートで、例えばヘッドマウントディスプレイを使って妖精が手の上を歩いている映像を流せるようになると、よりリアルな体験を提供できそう。

【参考文献 / 論文】
1. David J. Linden; Touch: The Science of the Hand, Heart, and Mind, Penguin Books, 2016/1/26.  
(邦訳:触れることの科学: なぜ感じるのか どう感じるのか、デイヴィッド・J. リンデン (著), David J. Linden (原著), 岩坂 彰 (翻訳), 河出書房新社, 2016/9/21)

(c) SFC TOUCH LAB

注意:制作の際には、ケガなどをされぬよう、ご注意ください。

もし本記事を気に入って、ご引用される場合には、下記の情報をお使いください。以下に日本語で引用する際のスタイルを参考までに記載します。

「Nintendo Switch / LABOを使った触感体験の作り方 - Pixie Walking -」(閲覧日), note, https://note.mu/sfc_touch_lab/n/n6bdb0d6921f9

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