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読んでる奴がほとんどいない僕の大好きな漫画5選

こんにちは。ガトリングチワワ です。
僕は友達が少ないです。友達を作るためにブログを書いています。

前のブログではオールタイムマイベストゲームについて書きましたが

今回は漫画について書いていくぜ。

表題の通り、読んでる奴がほとんどいないため誰とも面白さを共有できず悶々としている漫画が多い。それを以下で紹介しようと思う。
マジで語れる場なんてなんJくらいしか無いぞ。
特に「フランケン・ふらん」について最近再ハマりしており、仲間を見つけるために某インターネットのコミュニティを見たら9人しかいなかった(例えばモンハンとかapexとかは5~6000人くらいの規模のインターネット)。

なので、これを読んだ人で今から挙げるものが好きな人は今すぐに俺と酒を飲みにいこう。興味を持って自分もハマったよという人も今すぐに俺と酒を飲みにいこう。そんなブログだ。

読んでる奴がほとんどいない俺の大好きな漫画(順不同)

フランケン・ふらん(Frantic)

人造人間のふらんちゃん(めちゃくちゃかわいい)を主人公に、何らかの事件・事故に巻き込まれた人や身体に悩みを抱えている人の依頼を受け外科手術によってそれを解決するというのが基本ストーリー。
ほとんどが1話完結型で非常に読みやすい形式なのも◎
特にネット等で話題になる有名なエピソードは死んでしまったペットの犬の脳を人間のおじさんの身体に移植しおじさんを飼うエピソードと事故で身体がバラバラになった少女の頭を巨大なイモムシの身体に移植しイモムシ少女として生きていくエピソードだろう。

©︎2009 秋田書店 フランケン・ふらん4巻より

後者のイモムシ少女の話は1巻に収録されており、フランケンふらん1巻は2/21までamazonで無料で読めるので後生なので1巻だけでも読んでください。頼む〜!!

倫理観よりも知的好奇心が勝るものの、あくまでもほとんどの場合善意で行動するふらんちゃんがとてもかわいらしいし、巻が進む毎にふらんちゃん以外の人造人間も登場し、それぞれのキャラの立ち方も見事。
結果としては完全なハッピーエンドになることは少なく、際どいブラックジョークを多分に含む作品なため好き嫌いは分かれるかもしれないけど、これを面白く読める人は僕と友達になれますよ。多分。

スコットピルグリム 

アメリカの小規模出版社Oni Press発のアメコミ。
以下、あらすじ

カナダ・トロント。売れないバンド”セックス・ボブオム”のベーシストである22歳のスコット・ピルグリムは、中国系の女子高校生ナイブスと付き合いはじめた。しかし、ある日ニューヨークから引っ越してきたラモーナという女の子にひと目ぼれし、彼女とも付き合うことになる。その後、地元のバンド大会に出場したスコットは、空から降りてきたラモーナの邪悪な元カレ、マシュー・パテルと突然戦うことになる。パテルを倒したスコットはラモーナから、「自分と付き合うためには7人の邪悪な元カレ軍団と戦わなければならない」と告げられる。

序盤はクズバンドマンの日常を緩く描いているが途中から様相が一変し、新しく付き合い始めた彼女の元カレ(7人)を殺していくバトル漫画になっていく。

世界観としてはリアルなものではなく、現実にゲームの要素が合わさったような独特なものとなっている(元カレを殺すとコインが手にはいる等)。
ゲームや日本のサブカルチャーのオマージュも多く、実写映画版ではBGMにゼルダの音楽が使用されている。
ゲーム版や実写映画版も含めて、昔やや詳細に書いた記事があるので興味がわいたら読んでみてください。


数年前に作者が初来日した際に拙い英語で「マジで面白い。描いてくれてありがとう」と伝えたのも良い思い出だ。その時してもらったサイン、本編に登場しない謎のキャラクターを描いてくれた(バイブ?)。

職業・殺し屋。(斬)

普段はサラリーマンとして暮らす殺し屋が主人公で「逆オークション」の形式(より安い金額で入札したものが仕事を得られる。最安1円)で殺しの依頼を受ける。基本的にはその対象は悪人のケースがほとんどのため、現代版必殺仕事人といった内容の漫画だ。
主人公「イカれた銀髪の蜘蛛(いかくも君)」を始めとした殺し屋たちのキャラが良く、殺した瞬間しかイけないOLや秘匿された暗殺術の継承者、天才数学者などバリエーション豊富な殺し屋が各々の方法で各々の欲を満たすために仕事を引き受ける様子が描かれる。

初期の頃は「人間の卑しさ」を殺し屋という形で描くような漫画で、等身大の殺人(不倫とか新興宗教とか)がメインだったが、だんだんバトル漫画と化していき、ロシアの地下格闘技大会に出場したり、テロを画策するアメリカの退役軍人と闘ったりする。それはそれで面白い。
ヤングアニマル連載でエロい描写が多いためあまり人に勧めづらいけど、これを笑って読めるような人は多分僕と友達になれます。

学校怪談

学校怪談じゃなくて「学校怪談」です。
昔チャンピオンで連載されており、初期の頃は1話完結のホラーオムニバス漫画で、行方不明のクラスメイトが下駄箱に住みつき下駄箱人間になる話や、口の中に蛇を飼っている女の話など、それぞれの話がかなり独特で完成度の高いホラー漫画だった。途中からは「九段九鬼子」という学校の先生が登場し、1話完結の内容を中心に、各話繋がりのあるストーリーも導入するような形式に移行していった(ぬ〜べ〜みたいな感じ)。
序盤のオムニバスの頃は先述の通り、独特な世界観を持つ面白さがあり、九鬼子先生登場後はややギャグテイストも交えつつホラーの要点は押さえているような面白さがある。何よりも九鬼子先生がマジでかわいい。好き。

初期の頃は読みやすい形式なので興味ある人はとりあえず1巻読んでみてください。

犬マユゲでいこう

Vジャンプで連載しているゲームレビュー漫画。
今でも連載が続いているが1巻の発売は1997年であり20年以上続いてる脅威の漫画だ。
巻数の表示がないため分かりづらいが、現在16冊の単行本が存在する。しかしそのほとんどが絶版のため非常に入手困難な漫画となっている。
やや入手しづらい1,2巻(同内容を収録した3巻は比較的入手しやすい)は90年代末期〜から0年代初頭、つまりインターネットがまだあまり普及していない時期に当たり、その時期のゲームの発売前後の世の中の様子や当時のプレイヤーの感想など今では知りづらい(というか記憶を美化して伝えられていたり、事実と異なる伝わり方をしていたりする情報)内容が多く含まれ資料的な価値が高い。

©︎2006 集英社 犬マユゲでいこう ア・ティエンポより

ドメジャーなタイトルのみならず、ややマイナーなゲームも取り扱っており、現代である種神格化されているようなラブデリック系のゲームの当時のレビューなどは一見の価値がある。
途中から表紙を他のジャンルの書籍(絵本や学習帳、るるぶなど)に擬態させており、ブックオフでは様々なコーナーに分散して置かれていることもある(マジで見つけづらい)。これを中古で見つける遊びも楽しいし、定価以下で売ってるの見つけたら即買い推奨です。僕も結構持ってない巻多いので僕の代わりに買っておいてください。

以上、5選。
他にも色々あるけど、引っ越しの関係などで多くの漫画を処分してしまったもののまだ手に持っている漫画の中から特にコレ!というのを選んだよ。

ビビッとくるものがあればとりあえずTwitterをフォローしてください。

@GatChihua

身寸米青。






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