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ワイのLOVEゲーム完全版、5本じゃ足りねえからもう少し書かせて。

先日Twitterでオタクたちがこぞって己の好きなゲームを開示する遊びをしていた。
これはゲームに限った話ではないけど、例えば好きな映画とかでも相手によってセレクトを変えたり、場の雰囲気でこっち選ぶみたいなことがままあると思う。
僕の場合は相手がオタクっぽかったら好きな映画「マッドマックス」とか「ムカデ人間」とかを選ぶけど、映画好きっぽかったら「ジム・ジャームッシュ作品」とか「アメリカンニューシネマ」とか答えるし、どちらでもない感じの人だったら「タランティーノ作品」とか「フィンチャー作品」とか答える。
それぞれが本当なので嘘はないけど、要は色々好きだから端的にはまとめづらいということだ。

なので、先日話題になっていた「ワイのLOVEゲーム」に関しても、5本を選択・SNSに共有という条件と前提を考えた際のチョイスでしかないわけだ。

このnoteを読んでいる人はかなり少数なので、できれば自分のことをもっと知って欲しい。なので上で挙げた「ワイのLOVEゲーム」5本にちょい足しした完全版を知って欲しい。

ガトチワ的オールタイムベストLOVEゲーム(順不同)

・パタポン2

パタポンという目玉に手足が生えたような謎の生き物に指示を与えて冒険するゲーム。指示の与え方が独特で、リズムに合わせて特定のコマンドを入力する軽い音ゲーのような内容になっている。
敵キャラの動きやマップの構造に合わせてリアルタイムに適切な指示をリズムに合わせて行う、ストラテジー+音ゲーというなかなか珍しい形式のゲーム「パタポン」
全3作、全てPSPでリリースされたが、ステージ構成や仕様、キャラクター等の要素が最も洗練されているのが2作目の『パタポン2 ドンチャカ♪』だ。
パタポン育成や装備の強化もパタポンの醍醐味でRPG的な要素も強く、最強のパタポンを作るにはそれなりの忍耐が必要だ。しかしゲームクリアだけなら10時間程度で可能なためサクッと気軽に遊べるのも良い。
現在はPS4版(1はパッケージ・DL、2はDL専売)も販売しているためプレイしやすく、かつPSの有料サブスクに加入していると無料で遊べるので全員プレイして欲しい。

・ペルソナ4

つい最近リマスター版の発売でも盛り上がったペルソナ。
世界観や基本的なゲームシステムは1,2と3~5で別れており、一般的にペルソナシリーズと言った場合には3~5を指す場合がほとんどだ。もちろん1,2も面白いゲームだがほぼメガテンの派生といった感じの雰囲気で、3以降はガラッと雰囲気もシステムも一新し、恋愛シミュレーション+ダンジョン攻略RPGという異質なゲームとなっているのがペルソナ3~5だ。異質さで言えばヒトラーが敵キャラとして出てくるペルソナ2も異質だけどさ。
3,4,5それぞれキャラもシナリオも良くオススメのシリーズなのだが、ペルソナ3と5はそれぞれ都内が舞台になっており、なんかオシャレだ。
高校生の日常を体験できるのもペルソナシリーズの面白い点なのだが、僕は山形とかいうど田舎で暮らしていたので放課後渋谷で遊ぶ高校生にあまり感情移入できないのだ。
その点ペルソナ4は山梨が舞台となっており、ジャスコのようなショッピングモールと商店街の対立など田舎あるあるを体験することができる。
田舎で起きる奇妙な殺人事件を高校生が自分のパーソナリティと向き合いながら解決していく様には失われた青春が燃えてくるものを感じる。

今までペルソナ3,4はPSvitaが無いとプレイしづらかったので人に勧めにくかったのだが、今回スイッチでもPS4でもできるようになったからぜひ多くの人にプレイして欲しい。もちろん5も。

・DOOM(2016)

こんなに敵を倒して気持ち良いゲームは他に無い。
やってない人は今1000円くらいで買えるだろうし、どのハードでもできるから今すぐやれ。気持ち良さで言えば続編のDOOMエターナルの方が上だけど操作が複雑で難しいためこっちの方が万人にお勧めできる。
敵を倒すとプレイ上のメリットがある(弾薬や回復)という非常に基本的なゲームの要素を丁寧に導線張ってプレイの楽しさに結びつけているような素晴らしいゲームデザインだと思う。
今すぐやれ。

・モンスターファーム2

キモ可愛いモンスターを育成(調教)し他のモンスターと戦わせるゲーム。
世間的にも最も評判が良いのも2作目だ。
何よりも独特な点として、手持ちの音楽CDやゲームソフトからモンスターを生み出せる点が挙げられる。
シリーズが進むごとに、例えばGBA版だと文字でモンスターを召喚、DS版だと絵を書いて召喚等とモンスター召喚の様式が変更していった。最新作「ウルトラ怪獣モンスターファーム」ではSuika等のICから怪獣を召喚できた。すげ〜。
今度出るアプリ版ではLineの友達からモンスターを召喚するらしい。まじかよ。
ハード側の問題で変化を続けているこの召喚の様式だが、モンスターファーム1~5まで使われたCD・DVD召喚が一番ワクワクしたし、もはやTUTAYAがモンスター屋に見えていた。
しかしながら、スイッチで発売した最新作は2のシステムをベースにブラッシュアップした内容となっており、モンスター召喚以外の育成・対戦の要素が現代でも通用する純粋なおもしろ強度があったことに驚き、感慨深くもなった。ちなみに、モンスターファーム2では「ヴァージアハピ」というウサギのモンスターで「放屁」を延々と打ち続けるのが最強戦術だ。

・バイオハザード4

バイオハザードシリーズは派生作品も含めほぼ全作プレイしているが、特にハマったのは4,5,7だ。
先に言うと、バイオ4は現代の感覚でプレイするとちょっとキツい
リアルタイムでバイオシリーズの進化を追っていく中で、1~3、0、1リメイク、コードベロニカ…ほぼ代わり映えのなかった固定カメラ・ラジコン操作に突然現代のTPSに近い形のシステムが導入されたことが当時あまりにも衝撃で3日くらいほぼ寝ないでプレイしたのを覚えている。
バイオ4の凄さは現代的なTPSの基礎を作ったことにあると思うので、バイオ4の基本システムを踏襲しつつUIを洗練したような作品であるdead spaceあたりもプレイするとさらに味わい深さを感じることができると思う。
しかし流石に古いゲームなので先述の通り今やるとちょいキツい(カメラや操作系統がやや古臭い、QTEも無駄に多い)ので本作に関してはやってない人にオススメするわけではなく、ゲームの歴史とか進化とかそういう観点と当時の衝撃から外せない1作というわけだす。
シリーズで今やっても面白いのはRe:2,Re:3,7,8,リベレーションズあたりかなと思う。

・影牢

影牢シリーズはギリギリ今でも続いているシリーズで、本作は2作目にあたる(影牢の前に「刻命館」というゲームがあるため「影牢」は2作目「影牢2」は3作目になるややこしさ)。
主人公が守る館に攻め入る敵をトラップを仕掛け討伐する「トラップアクション」ゲーム。
直接は攻撃できない主人公だが、トラップを仕掛け敵の動きに合わせてそれを発動することで敵を倒す。トラップによって吹っ飛ぶ角度や距離を計算し、その先に別なトラップを仕掛けてコンボを繋げたり、三角木馬で股間を痛めつけたりと爽快感や昔のテクモっぽいバカゲー感を兼ね備えた非常に面白いゲームだ。
敵は戦士や魔法使い、ただの村人などの善人(非悪人)も含まれ、シリーズの特徴としてそうした善人も悪の側から討伐しなければならない罪悪感も楽しめる。
例外的に最新作ではドMの魔術師も登場し、痛めつけると喜んでもらえる。

上の動画を見ると大体どんなゲームかわかるので、見て興味わいたらプレイしてみてください。

・スペースチャンネル5 パート2

SEGA発の音ゲー「スペースチャンネル5」シリーズの2作目。
宇宙を舞台にTVのリポーター「うらら」が視聴率を集めながら歌とダンスで事件現場の様子を実況するという謎のゲームなのだが、昔のSEGAっぽいバカゲーのノリで、登場人物にスペースマイケルジャクソン(MJ本人)も存在する。
敵キャラ「パージ」の声は石田彰が担当しており、劇中歌「パージのテーマ」では石田彰のかなり貴重な歌唱を聞くことができる。

本作の人気は根強く、数年前にVR版も発売された。
基本バカゲーでありながらも、演出が巧みで終盤は熱い展開になる本作は音ゲーとしては少し微妙な部分も目立つが、キャラクター・世界観はハマる人はめちゃくちゃハマる魅力がある。

・ベヨネッタ

初代ベヨネッタは2009年の10月29日に発売された。そう僕の誕生日だ。
それは関係ないのだが、今でも覚えているのは発売日の翌日バイト先のパイセンが「ベヨネッタエロいっす!!!!」と興奮していた様子だ。
エロいのは好きだし、何と言っても本作はプラチナゲームズ制作である。
僕は大神とビューティフルジョーがとても好きだ。それらのゲームの開発はカプコンの子会社クローバースタジオであり、クローバーのスタッフが移籍しているのがプラチナゲームズなのだ。
メタルギアライジングに始まり、ベヨネッタ、ニーアオートマタでも導入されていた敵の攻撃をギリギリで回避すると時間の流れがスローになる演出はビューティフルジョーでも使われていた特徴的な演出で正直少し飽きてきたけど好きな演出だ。
ベヨネッタは神谷氏が携わったカプコンゲーの小ネタが多く特に、DMCに登場する情報屋が登場したり、大神のウシワカが使用する武器ピロウトークが使えたりとオタク大喜びの内容となっている。
純粋にアクションゲーとして良くできているし、メガネの女は好きなので1作目はかなりやり込んだ。バ先のパイセンが言ってた通りエロいゲームだ。

・・・

先日挙げたワイのLOVEゲームの選定理由や、ちょい足しするとこんな感じかなとは思うけど、それ以外にもプレイ時間で言ったらモンハン3rdやファンタシースターポータブル、EXVS等は上で挙げたゲームより長いと思うし、ポケモン第6世代(X・Y、Ωルビー・αサファイア)は生活の中で常に対戦のことを考えるくらいガチでのめり込んでいた。モンジャラ、パルシェンを中心とした対物理パーティーの活躍は今でも覚えている。
今だと、モンハンRise(サンブレイク)やスプラトゥーンにどハマりしているし、来月にはバイオ4リメイクも発売される。

今回文字である程度長く書いたけど、書ききれない思いがあるし、「何それ?知らん」みたいなインディーゲーも意図的に外してあるし、その他、対人ゲーやMMO的なゲームにも触れたいので色々ゲームの話をしたいぜ〜。
ゲーム好きな人はもっと僕に話しかけてください。仲間が欲しいンだわ。
4月まで暇なんでいつでも飲酒・メシに誘ってください。ゲームの話しようぜ。


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