#5 SezakiNの自己紹介~研究編~

研究の話を昨日してそういえばまだ自己紹介してなかったなと思い、今書いてます笑

自己紹介~研究編~

現在名古屋の大学院に通う大学院修士2年。
専攻は生化学、カッコよく言ったらバイオケミストリー。
簡単に言うとタンパク質やアミノ酸をイジイジしてる。
研究テーマは翻訳後修飾の1つであるユビキチン化である。

翻訳後修飾とは
通常生体内のタンパク質はmRNAから翻訳されてはじめて機能を持つタンパク質となる。その後生体内で化学的修飾を施すことでより複数の機能を持たせることができる。
mRNAとは
メッセンジャーRNAの略。タンパク質へと翻訳され得る配列を持ったRNA。一般的に有名なDNAが主に核中で情報の蓄積・保存を担うのに対し、RNAはその情報の一時的な処理を担い、DNAと比べて、必要に応じて合成・分解される頻度が高い。RNAはDNAに比べて不安定であり、DNAは静的でRNAは動的であるといえる。

通常、翻訳後修飾(リン酸化、メチル化など)は標的タンパク質の様々な部位に修飾することで機能を複雑化させるが、ユビキチンはそれに加えて自己修飾を行う。すなわち、ユビキチンどうしがくっついて複雑なユビキチンができ、それが標的タンパク質の様々な部位に修飾するのである。他の翻訳後修飾とくらべて複雑度が高いため、2020年現在わけがわからないことだらけである。そのため、研究がさかんに行われており、自分もそのユビキチン化の挙動を確かめる方法を確立しようとしている。

実際にどんな研究してるかは専門用語多くて、長くなりそうなのでまた機会があれば語ります。

次回は、大学時代に所属していた部活についてお話する予定!

SezakiN

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