巨人オフのあれこれ

さて、今週には現役ドラフトがあり、巨人から1名の選手が去り、1名が加入する。
新聞や週刊誌では予想が活発だが、そもそも巨人がこの新制度にどれくらい真剣に向かうかで全く変わる。
報道では「単なる戦力外選手を交換するだけだ」と賛成ではなかったということで、おそらくそういった選手を出して、必然的に指名できる順番も遅くなる。今外国人選手を除いた支配下選手は51名いるが、51番目と50番目の選手を出して他球団の60番目あたりの選手を獲ることになるはずだ。

こう考えると現役ドラフトで育成落とすの、むしろ不利だな・・

週刊誌では「現役ドラフト対策に選手を大量に育成におとした」ことになってるのだが。FAの人的保障対策というなら分かるけども。

前置きはここまで、本日は外国人契約の途中経過と、巨人の次世代を考え、お気持ち表明する。

1.外国人がウォーカー選手以外退団する件

このことについては前回、グリフィンを獲得調査の時点で書いた。
「巨人は、2019-2020の連覇のことは過去として、今年と来年以降を見ている」
そのためデラロサやメルセデスも退団するのではないか?ということだ。それが現実となった。

先発候補としてはグリフィン、ビーディ、メンデスの3人を調査(巨人の場合はこれが出ると既に交渉していて、だいたい合意を取れてる)している。
これは今年の先発ローテのメルセデスとシューメーカー、そしてアンドリースと同数だ。
メルセデスについては「先発投手でWAR3位(1位2位は戸郷菅野)なのに」「保険で残しておけば」という声も聞く。

とはいえ、今年の防御率12球団最下位のチームで先発3位と言われても・・。というのが本音だ。
「メルセデスのファン」というのなら、残念だったねと慰めもするが、優勝を目指すならメルセデスが「外国人エース」「左腕エース」では物足りない。
また育成を重視するなら93年世代のメルセデスは来年30歳であり、それもまた合わない。

球団はグリフィン(27)とビーディ(29)を「先発2~3番手」と位置付け、メンデス(27)は「投手版ウォーカー」として獲得に動いているという。
コロナで枠が拡がったとはいえ、一軍に登録できるのは5人だ。「先発4~5番手」のメルセデスは別のチームを探すことになる。

東スポなどはこのオフに新外国人を9名獲得するという話もしている。上の3名と中継ぎ3名、あとは野手だろうか?

次回は巨人の25歳以下となる選手から将来のエース、4番はいるか?ショートを守るのは?などと考えていきたい。

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