19歳、ホームレス記録。【2019/12/28】

母校の演劇部のしている外部公演と超アングラな音楽劇を見てきた。

どちらの作品もここでは語りきれないほど面白かった。

繊細で計算された感情的な爆弾。

どちらもそんな印象だった。

彼ら俳優たちは確かにその舞台で生きていて、自分が今日どこに泊まるか決まっていないことなんてきれいさっぱり忘れさせられた。ただただ彼らがどう生きているのか観ていた。観ていたかった。

演劇を始めた頃、自分がなぜ演劇をするのか考えた時の、高校一年生だった当時の僕の答えはこうだ。

辛い人や悩んでいる人を救うのは長い時間が必要だ。演劇以外の芸術(とくに絵画や音楽)ではそれができるが、演劇にはどうだろうか。演劇はそれぞれの受け取りての状況に合わせて変更できないため、また、数十人、数百人しか見ることがない。しかし、その瞬間、その空間にいる全員に一体感を持たせることが出来る。悩みをその瞬間だけでもわすれることができる。それが演劇の強みであり良さだ。

と考えていた。だから僕はそれぞれの悩みをその瞬間だけでも忘れられるような作品を作りたい、と思っていた。

今日はそれを見た。

さぁ、演劇がしたいぞ。どうしよう。

僕が演劇をまたできるなら、是非応援してください。

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