見出し画像

kurumi

※ジャンク小説とは…筆者が自由に書き殴る小説のようでそうでないもの。


僕は君が好きなんだ。

大好きなんだ。

言い訳はしない。

君のことを忘れていたわけではないけれど、一週間も放置してしまったのは僕だ。

突然の裏切りに君は驚いたかな。

悲しかったかな。

それとも、どうでもよかったかな。

これだけはわかって欲しい。

君のことを嫌いになりたくないから。

だから僕は君にちゃんとサヨナラするよ。

涙で滲む霞んだ世界で、小さく君に手を振る。

「さようなら。新しい君に必ず会いにいく」

心の中でそう呟いて。

僕は胃腸が弱いから…

君とは幸せになれないって気付いたんだ。

さようなら。

賞味期限切れの愛しいくるみパン。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?