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とにかくミシンに慣れる

『洋裁教室に通えない人がnoteで学んで、服を作れる人になれるといいなぁ』今回のテーマは『とにかくミシンに慣れる=練習しよう』です

作りたいものがあると、何かを作りはじめたくなるところですが、洋裁初心者さんはミシンに慣れることから始めてほしいです。


1⃣ 楽しんで練習しよう

初めにミシンになれるために1枚の布で縫う練習をします
(布を2枚重ねて縫うのはこの先でやります。まずは縫いやすい1枚で縫ってみます)

遊ぶつもりで気軽に楽しくいきましょう


 ◆布は 普通の厚さ(綿ブロード、シーチング)


初心者さん向きの扱いやすく縫いやすい布で進めます。

綿100%の普通の厚さ、ハンカチよりやや厚めの布
40番くらいのブロードやシーチングプリントなど
薄すぎたり厚すぎなければOKとしましょう

とにかく練習ですから  おうちにある布やハギレでOKです 

それら布を四角に切って使います。
布を切るときは下の図を参考にしてください。なるべく長い距離を縫ったほうが練習にもなるので長方形で切ってください(40㎝×20㎝程度)


練習用の生地と取り方、余っている布でONです。方向だけ注意してください



◆糸は 60番シャッペスパン



ミシン糸は60番のシャッペスパン(フジックス社)がおすすめです


フジックス(会社名)のシャッペスパン(商品名)60番(糸の太さ)のミシン糸





◆針は11番(太さ) 

(例 HA-1 #11
・種類→HAが頭につくことが多い、ミシンにより品番が異なることもあるので取説を確認してください。
・針の太さは11番 (キルティング縫う時は14番)




◆ミシンにガイドになるテープをはる

布に線を書かずにミシンのガイドの線(テープ)に
布の端を重ねて縫う練習をします
これから作品を作る時も布に線を書かないで縫っていきます


ミシンにテープを貼ります。



マグネット磁石  洋裁道具のホリウチさんからお借りしました




◆縫う 最初は布1枚で縫う

  布の端とテープがぴったり重なるようにして縫い始めます

視線は針ではなく、布端とテープがずれないように、注視!!です


これが基本の縫い方です。針は見ないで縫う!!です




この状態で常に縫ってください!!


◆幅をいろいろ変えて縫う練習

 テープを貼る位置を変えていろいろ幅で縫う練習をします。

◆ちゃんと縫えているかな?


何本か縫ったら、縫い目の間隔が同じ、平行に縫えているか見てみてください!!


縫う線を布に書かなくても、平行に縫えてしまいます。
縫代付き型紙を使った縫い方の基本です



◆何を縫うにもこの基本の縫い方でやっていきます


まずは「1枚の布だけで縫って練習してください

これがうまくできるようになったら、2枚の布を重ねてずれないように縫う練習をします。

2⃣ 当たり前すぎて本に書いてないこと


右に布をためない

右はすっきり布が少ないようにする。写真のように布がたまっているのは×

生徒様でも意識してないと、上のこの状態で縫おうとする人も結構いらっしゃいます。これは縫いにくいですよ~
洋裁やる人は当たり前にやっていることなので
本にはあえて書かれていない気がします。



布は左側にたくさんくる。この状態で縫ってくださいね


3⃣ 動画にまとめました




ミシンで縫う練習、初心者さんは是非やってみてください。

運動前のストレッチみたいなものかな?

縫い代付き型紙を使ったものつくりをするのに
小物でも洋服でもこの縫い方が基本です

次回は『角を縫う。カーブを縫う』の記事です

質問ありましたら、お気軽にコメント書いてみてください。


最後までお疲れさまでした。


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