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『初心者さんが最初に揃えたい洋裁道具』

『洋裁教室に通えない人がnoteで学んで、服を作れる人になれるといいなぁ』今回のテーマは『初心者さんが最初に揃えたい洋裁道具』です



裁縫箱に入れておきたいもの

*写真は販売サイトからお借りして貼っています。写真をクリックすると購入ページを見ることもできます。


普段使っている道具たちなので年季が入っているものが多いです

縫う道具

①まち針

お好きなものでOKです。
針の太さは普通地用20本程度あるとよいかな~
頭の素材は耐熱性のものが安心ですが、初心者さんはセル待ち針も使いやすくて良いです。
待ち針も消耗品です。曲がったら新しいものと取り換えましょう~


 ピンの頭が球状で耐熱性です。布に止めたままアイロンを当てられるので便利です。


平たいタイプのセル待ち針です。小学校の裁縫セットにはこちらが入っていましたね。

まち針のいろいろ説明しています↓




②縫い針


 
しつけ縫い、まつり縫い、ボタン付けなどで使います。
 複数の針がセットになったものがお勧めです

KAWAGUCHI 複数入っているのでお得です


③ピンクッション(針山)


羊毛フエルトで作られたピンクッションです


デザイン、素材も様々あります。お好きなものでよいです~
マチ針、縫い針を刺しておきます。

*たまには針を全部抜いて、中に埋もれている縫い針を救出してあげてください。驚くほどたくさんの針が出てきますよ~。 


ミシンの脇に置いて使えるのが、磁石タイプです。教室でも使ってます


ミシンの横において使ってます。針山にさすより早いのです

ピンクッションは自分で作る人も多いですね。わたには羊毛フエルトなど油分を含んだものを使うと、針がさびにくいようです。


マトリューシュカに羊毛フエルトを入れて作りました


④指ぬき


探してでも手縫いの時には使いたい!!

手縫いの時に、針をグーっと押し出すときに使います。
なくても手縫いはできますが、使えるようになると、手放せなくなる道具の一つです。使い方もお伝えできるようにしたいです!!


⑤しつけ糸


この状態で売られているものを、自分で片側だけ切って使えるようにします


しつけ縫いをする専用の糸のことです。白いもの(しろも)が一般的ですが
黄色、ピンク、ブルーなどの色もあります。
台紙に巻かれたものもあります。

ダルマ糸のHPがオシャレすぎる!!下にリンク貼りました




しつけ糸の種類や、『しろも』のかせをどうやって使える1本の糸にするか解説されています↓ 




長さを測るもの


短めの定規は金属か竹製、プラスチックなど様々

⑥短い定規


15~20㎝程度のもの
長さを測ったり、線を引いたりの作業はとても多いので、使用頻度が高いです。アイロンのそばで使うこともあるので、金属製、竹製は安心ですね。

20cm 竹尺 昔ながらの道具の安定感!!


私はもっぱらこちらを使います。大工さんが使う『かな尺』薄くて使いやすい。ホームセンターで買えます

⑦メジャー


自分のサイズを測ったり、布の長さを測るのにつかいます。150㎝あれば用は足ります。



布用ペン類

⑧布専用のペン


紫のペンはソッコーで色が消えちゃうときあって困ってます

印付けに必要です。

文房具の鉛筆、マジックは使えません!!布専用の消えるタイプのペンを用意してください。
太さ、消えるまでの時間、色など用途や布の色で使い分けるので、複数持っていると便利です。
一番下の写真のシャープペンタイプ(ソーライン)は、芯が別売りで色も複数あります。細い線を書くのに便利です。
昔ながらの色鉛筆のような布用チャコも使い勝手良いですね。



ソーライン 芯の色が変えられます。細い線が書けます

ハサミ類


糸きりハサミは日暮里『鬼のように切れる名物糸切りバサミ』安くて切れ味良いです

⑨糸切りばさみ

 切れ味が大切です。何でもかんでもこれで切ると(布、紙、紐とか~)切れ味が落ちるので,私は糸しか切りません・・・。

⑩布きりばさみ


 お値段いろいろありますので迷うところです。最初はステンレスのお安めのものを使い、もっと長く洋裁を楽しみたい!良い道具を使いたいと思ったら1万円以上の鋼のタイプを買うとよいのでは・・。良いハサミは,とぎに出して、大事に使えば一生ものです。私も40年くらい使っております


最初に買うなら シルキー ドレスシザー  DS210 2247円(込)


長く使うなら 裁断鋏 庄三郎26cm ¥13,662



その他

⑪目打ち

ミシンで縫う時や、糸をほどくとき、角をきれいに出すときなど使うシーンはたくさんあります。持ちやすくコロコロ転がらないものがお勧め。
柄の部分が丸いと転がりやすいので、持ちやすさと安定感も大事なポイントです。

水色のタイプは針部分が極細なので、ミシン目ほどく時に使ってます。
極細目打ちS 1,078円


⑫マスキングテープ


薄い色のほうが文字もかけて便利です

100均のものでOKです。布の裏の目印代わりに貼ったり、型紙の仮止めに使ったり、ミシンの縫い代幅の目印に使ったりと、大活躍です。



型紙を引くときあるとよいもの


⑬50㎝定規


50㎝の方眼定規は服作りにも大活躍 クリックで商品ページに

50cmの定規は種類も多いので迷うところですね。文化服装の学習指導員でもある私がお勧めするのは写真のタイプ、1.5㎝のところに緑の帯があるので便利なんです。写真の定規は文化服装の通販でしか買えません(たぶん・・)

*柔らかすぎるものもあるので、お店で見て確かめて買うのが安心ですね。


カーブを引く定規(カーブルーラー)もあります。初心者さんには使い方も含めて敷居が高いので、本格的に服作りを始めるときに揃えてもOKです


カーブ用の定規もいろいろあります。こちらも文化推薦品


⑭ルレット


ハードタイプは35年物!長持ちしてます

チャコペーパーで布に印をつける、型紙を書くときに使います。刃先が鋭いタイプと、丸いソフトタイプがあります。


⑮チャコペーパー


←チャコペーパー(チャコペーパー)と→チャコピー(クロバー)がありますが、チャコぺーパーのほうが線のうつりが良い気がします。

布への印付けに使います。片面タイプ、両面タイプ複数の色があります。5色セットの片面を買っておけば応用が利きます



⑯カッターナイフ、シャープペン、フリクションマーカーなど文房具も


消しゴムは紛失しにくい特大サイズ!!

フリクションマーカーは実物大型紙を書きうつすときに使います。たくさんの線の中から目的の線を見つけて印をつける便利な道具です.
熱で消えるので、アイロンやドライヤーの熱でマーカーが消えます!!



アイロンの時あるとよいもの

⑰アイロン定規


だいぶ使い込まれていて汚れてる('◇')ゞ 4年ほど使っても支障ありません

同じ幅に折ってアイロンをかけるときに使います。


服作りをするようになったら、袖万(そでまん)、腕万(うでまん)などもあると便利です。初心者さんはまだなくても大丈夫です。


服作りを始めたら揃えていきたい『仕上げのまんじゅう』



裁縫箱にあると便利なものは他にも


洋裁を始めてみると、もっと上手になりたい。きれいに縫えるようになりたい。手早く便利な道具が欲しいという気持ちになりますよね

そんな便利な道具は次回の記事で紹介しますね


質問ありましたら、お気軽にコメント書いてみてください。

ソーイングボックスも自分好みのものを使いたいですね



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