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ハンドメイド情報【生地の端の始末いろいろ】

こんにちは!ソーイングスクエア管理人です。

今日はハンドメイド情報【生地の端の始末いろいろ】です。


ミシンで何かを作る際に、必要となってくる生地端の始末。

そのままにしていると、生地の端がどんどんほつれてきてしまいますよね。

最近の家庭用ミシンは、基本的には直線縫いと、かがり縫いも縫えるものが多いので、家庭用ミシンで端かがりをされている方が多いかなと思います。

家庭用ミシンでもきれいなかがり縫いができる機種もありますが、ロックミシンを使用すると、端を切りながらかがってくれるので、薄地も厚地も既製品のようなきれいな仕上がりになりますのでおすすめです。

今日はロックミシンの3本糸と4本糸の縫い目の違いと、巻きロック。

またカバーステッチミシンを使用した場合の縫い目もご紹介していきますね~

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まずは、ロックミシンの端かがりの縫い目です⬇⬇⬇

3本糸ロックミシンの場合は、針が1本なのですが、4本糸ロックミシンは針が2本なので直線の縫い目が2本になり、ニット生地などの縫い合わせと端かがりを一度ですることができます。

また3本糸と4本糸ロックミシンでは、端かがりの最小・最大幅も異なります。※4本糸ロックは、針を1本取り外すことで3本糸ロックミシンとして使用できます。


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3本糸ロックミシンの表と裏の縫い目です⬇⬇⬇

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4本糸ロックの

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こちらはロックミシンで縫った巻きロックです。

薄手の生地の端の始末をする場合、細い3つ折りにして縫ったりされることもあるかと思います。

ハンカチや薄手のワンピースの裾など、ロックミシンを使用して巻きロックで端の始末をするのも、簡単でおすすめです。

上ルーパー糸をウーリー糸に替えて縫うことで、このようなきれいな縫い目になります。

ウーリー糸の色を、あえて生地とは色を変えてデザインのポイントにするのもいいですよね!

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標準巻きロックは平面的な仕上がり、変形巻きロックは布端を裏側に巻き込みながらかがるので立体的な仕上がりになります。

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最後にカバーステッチミシンの縫い目です。

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既製品のTシャツなどの裾などでよくみかけるこの縫い目。

表から一度縫うだけで、このように裏をかがってくれます。


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今日はいろいろな端の始末の縫い目のご紹介でした。

家庭用ミシンでも端かがりはできますが、ロックミシンやカバーステッチミシンなどを使うとよりきれいに仕上げることができますよね。

きれいに仕上がると、ミシンをするのももっと楽しくなりますよ。

興味のある方はぜひ検討されてみてくださいね。少しでも参考になれば、うれしいです。

ソーイングスクエアでは、ハンドメイドが好きな方々の役に立つさまざまな情報を発信していきます。また次回もおたのしみに~

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