見出し画像

約50年前のミシン【ジャノメ トピアエース802型】試し縫いしてみた

こんにちは!ソーイングスクエア管理人です。

こちらのアンティークなミシンは、1973年に発売されたミシン【ジャノメ トピアエース802型】です。
おばあちゃん家や実家でみたことがあるというかた、もしくはいまだに現役で使っていますという方もいらっしゃるかもしれませんね~♪

【ここで豆知識💡】
1971年、ジャノメミシン創業50周年を記念して最高級ジグザグミシン【ジャノメトピア801型】が発売されました。全回転式カマなど当時の最先端の技術が詰め込まれたまさに理想(トピア)のミシンでした。

このトピア801型のカラー変更機種が今回の【トピアエース802型】です!


本日はこのミシンを使っていろいろな縫い目を試してみたいと思います!

このミシンはカムという部品を付け替えることによって、さまざまな縫い方ができるようになっています。
カムは模様の種類ごとに10個以上あります。
この青い部品がカムです。

このミシンは2本針に対応しているので、針を2本針に付け替えて、上糸2本にして、模様縫いをしてみました。下糸はカマ1つですよ~

針2本なので、模様もこのように少しずれて重なった感じに縫えました。
色を変えていろいろな縫い目を縫うともっときれいでしょうね~

今回使用したカムはこちらの2つです。

実用縫いや他の模様縫いも試してみました。
50年近く前のミシンとは思えないほど、縫い目がきれいです。
(ちょっと操作を間違えて汚くなった縫い目もありますが...)


ただ、直線縫いやジグザグ縫い、模様縫いなど、それぞれ縫うたびに糸目の長さや幅、そのほかのダイヤルも操作しないときれいに縫えないので、それを覚えるのは大変だろうなあと思いました。
現在の家庭用ミシンだと、ボタン一つでいろいろな縫い方が縫えますもんね😅
50年の間にミシンも進化してずいぶん便利になったんだなぁと歴史も感じて感慨深いものがあります。

古いミシンでも、きれいにお手入れしてあげていると、今でも充分使用することができる場合もありますので、もしご自宅やご実家などに古いミシンがある場合は、ちょっと出してみて確認されてみてくださいね!

ずっと使っていなかったミシンは、油がきれていたり、ほこりや油が固まってしまったりしていることも多いので、その場合は一度お近くのミシン屋さんに見てもらってくださいね。

それでは、また次回もお楽しみに♪

ソーイングスクエアではハンドメイドに関するさまざまな情報を発信しています。
皆様の少しでも参考にして頂けるとうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?