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【ミシンなんでも相談室】#8「布がくいこむ」

こんにちは!
ソーイングスクエア管理人です😉

本日は【ミシンのなんでも相談室】です。

家庭用ミシンで薄地やニット生地などを縫っていて、うまく縫えないことってありますよね?

上手く縫えないというお悩みで、一番多いのが「布の食い込み」💦
縫い始めで針穴に布が食いこんでしまってそのまま同じ箇所を縫ってしまうと、布と糸が絡まってしまってなかなか外せなくなってしまうことも・・・😅

工業用ミシンや職業用ミシンなど、直線専用のミシンは、針穴が小さく丸いため、布が食いこむことは少ないですが、家庭用ミシンの針穴は、針が横にも振れるように横に大きくなっています。
なので、どうしても布が針穴に食い込みやすくなってしまいます💦

でも大丈夫です😁👌
今回は布が食いこまないようにするコツをいくつかご紹介したいと思いますので、是非最後までお読みいただいて試してみてくださいね~♪

【布の食い込みを防ぐポイント】

①生地の端ギリギリから縫い始めない。
生地の端の方は特にくいこみやすいので、針を生地の手前の方に差してから縫い始めるといいですよ。

②生地の下にセロファンやトレーシングペーパーなど、張りのある紙を敷いて一緒に縫う。縫った後に、紙は破って外す。

③PPバンド(荷物の梱包などによく使われるバンド)や紙やすり、アイロンシートなどを押えの下に挟んで、送りを補助してあげる。※一緒に縫わないように気を付けて

PPバンド

④針の位置を左にする。
針基線を変更できる機種の場合は、針を左にした方が食いこみにくくなります。

⑤針を細い針に替える。
薄地やニット生地を縫うのに、太い針を使用して縫うと、針と一緒に生地が食いこみやすくなってしまいます。
薄地用の9番の針に替えて縫ってみてください。

⑥直線専用の針板に替える
機種によっては、別売りの直線専用の針板がある場合も。
直線専用の針板は、針穴が小さいので布が食いこみにくくなります。
ただし、針板を変えずに直線以外の縫い目を縫うと針が針板にあたって折れてしまうので、必ず針板を変えるように注意が必要です。

直線専用針板

◇ちなみにこんなミシンもあります。

JUKI HZL-EX7

※スライド針板
手前のレバーを動かすことで、針穴が直線専用の丸穴に!
とっても便利な機能です。
HZL-DX5にも同じ機能が装備されています。


布の食い込みを防ぐポイントについて、いくつかご紹介してみました😊
いかがでしたでしょうか?

ちょっとしたことをするだけで、布の食い込みは予防することができますので、今日ご紹介したポイントの中で、取り掛かりやすいものから是非実際に試してみてくださいね!


ソーイングスクエアでは、ハンドメイドに関するさまざまな情報を発信していきます。
みなさまのハンドメイドの参考に少しでもして頂けるとうれしいです。
それではまた次回もお楽しみに~!

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