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『42』

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
NPBの今年のペナントレースは、セントラルリーグは「阪神タイガース」、パシフィックリーグは「オリックスバッファローズ」が優勝となりました。
これからは、クライマックスシリーズとなりますが、阪神もオリックスも2位以下と大きくゲーム差が開いての優勝となっていますので、ここから日本シリーズ出場権を下位から勝ち上がったチームと争うのは如何なもんかなぁ~と思っています。

今年は、ワールド・ベースボール・クラシックでの日本の優勝もあり、さらに大谷翔平選手の二刀流での大活躍、WBCに続く吉田正尚選手の活躍、さらにダルビッシュ有選手、千賀滉大選手、菊池雄星選手などの投手陣の活躍もあり、日本のプロ野球より、メジャーリーグに関する情報の方が多く目に付いた様な気がします。
ワタシも例年よりも増して、メジャーリーグの試合をテレビで観戦した様な気がします。
メジャーリーグもレギュラー・シーズンは最終盤となっていますが、各地区でどのチームが優勝するのか、さらにワイルドカード争いと、その後のポスト・シーズンへと目が離せない日々が続きます。

このメジャーリーグですが、様々な説がありますが現在の2リーグ制としてのスタートは、1903年と言われています。ナショナルリーグはピッツバーグ・パイレーツがアメリカンリーグはボストン・アメリカンズが優勝したそうです。

いまでは多くの国からメジャーリーグに挑戦し、多くの観客を沸かせていますが、史上初の黒人メジャーリーガーをご存知でしょうか。
それが、ジャッキー・ロビンソンです。ジャック・ルーズベルト・ロビンソン(Jack Roosevelt Robinson)は、1919年1月に生まれています。
当時は有色人種排除が当たり前の状況で、彼もファンやマスコミ、チームメイトからも誹謗中傷などを受け受けるのですが、彼を支えたのがピー・ウィー・リースと言う選手です。
この選手が、イニング間のボール回しの最後に、ファーストを守っているジャッキーにボールを投げるのではなく、ボールを持ってジャッキーの元に歩み寄り、横に立ち肩を組んで立ち、非難轟々のスタジアムをゆっくりと見渡します。
そして彼がジャッキーの耳元で囁きます「明日の試合はチーム全員で42番をつけよう。そうすれば遠目には区別がつかないだろう」と。
カッコイイですね。泣けますね。ってこれ、実は映画『42 世界を変えた男』のワンシーンなのですが、この話しは実話です。
ちなみに、ジャッキーがメジャーリーグにデビューしたのが、1947年4月15日で、毎年4月15日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」として、メジャーリーグのすべてのチームの選手が背番号42をつけてプレーをします。
またこの背番号『42』は、すべてのメジャーリーグ球団の永久欠番となっています。
最後に、この『42 世界を変えた男』はとても好きな映画ですが、野球に関する映画で言えば、石橋貴明さんも出演された『メジャーリーグ』シリーズや、『フィールド・オブ・ドリームス』も好きな映画です。
 
本日の1曲は、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の「クレイジー・トレイン(Crazy Train)」です。いきなりのギターに痺れますねぇ。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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