「一番偉い人へ」

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか？
（おはようございます、こんにちは、こんばんは。）
 
　今日19日から、『G7広島サミット』が開幕します。公式サイトによれば、5月19日(金)から21日(日)まで＜グランドプリンスホテル広島＞で会議が行われるようです。ちなみにG7サミット(主要国首脳会議)とは、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7か国及び欧州連合(EU)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。今回は、日本が議長国となります。また議長国の任期は1月から12月の1年間。事務レベルの準備会合や関連閣僚会合の開催を通じて、その年のサミット(首脳会合)の準備および議事進行を行うとのことです。加えて、その時々の国際情勢などを受けて、緊急会合の呼びかけを行うこともあるそうです。今回は、岸田首相の地元の広島での開催となりますが、広島は＜～戦禍から復興を遂げ、発展し続ける国際平和文化都市～＞と紹介されています。
　実は、首脳会議だけではなく、今回も様々な各国の閣僚が日本を訪問し、会議をおこなっています。例えば、札幌市では＜G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合＞、長野県軽井沢町では＜G7長野県軽井沢外務大臣会合＞、その他にも＜G7倉敷労働雇用大臣会合＞、＜G7宮崎農業大臣会合＞、＜G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合＞、＜G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議＞など、まだ他にも科学技術、教育、保健、交通、男女共同参画・女性活躍、司法、都市、貿易、内務・安全などの担当大臣の会合が日本各地で行われていました。その締めくくりがサミット（首脳会合）となります。
URL:https://www.g7hiroshima.go.jp/summit/
さて、サミットとは「頂上」を意味する英語「summit」です。まさに頂上たる首脳が集まって討議するのがサミットとなりますね。
世界は、ロシアによるウクライナ侵攻による戦争、中国と台湾、西側諸国との軋轢激化、トルコ大地震、地球温暖化などなど、多くの問題を抱えています。岸田首相がどの様な手腕を発揮されるか期待したいと思います。
 
今日の1曲は「一番偉い人へ」。この曲は、とんねるずが1992年に発表したシングルCDです。
1992年は、バブルが弾け、日本経済が厳しくなり始めている状況でした。金融機関に勤めていたワタシは、バブル再来を願いながら「ラッシュアワーに踏まれている　安いプライド」を秘めて這いつくばっていました。
あの時代は何だったのか。いまも続く失われた時代。当時のワタシにとって「一番偉い人」は、会社の上司であり、社長だったと思います。よく考えたら社長って社食で時折り見かける気楽なおじさんでしたが、バブル崩壊から続く金融機関の破綻の連鎖の中で、逮捕されるわ、社員は悪くありませんと泣くわ、気楽なおじさんだなんて思ってしまった事をお詫びしたいとい思います。
あれから30年（きみまろ師匠みたいですが）、よく考えたら自分も「一番偉い人」になっています。ただ、あの頃に秘めていた「安いプラド」は、いまもこの胸に秘めていると思います。
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。