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アルテミス計画

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
「日本人2人が月面着陸へ アルテミス計画、米と合意方針」との見出しの新聞記事がありました。
 
アルテミス計画とは、アメリカが主導する21世紀の有人月面探査計画で、月面での持続的な探査活動の実現や、将来の火星有人探査にもつながる非常に重要な一歩という位置付けの様です。

特に、月の南極付近に氷の状態で豊富に存在すると見込まれている水資源や、重要鉱物の開発が大きな目的でもある様です。月面の水を水素と酸素に電気分解すれば、月面で燃料と酸素を自給でき、重力の大きい地球からロケットを打ち上げて燃料や物資を運搬するよりも効率的とされ、将来的に目指す火星への足掛かりにする事も可能よも言われている様です。

当初は、2024年にも有人月面探査との計画でしたが、現状、計画は遅れている様です。

なお、人類が最後に月に立ったのは1972年のアポロ17号です。もう、50年以上も前の事です。

ちなみに、「アルテミス」とは、ギリシャ神話における月の女神に由来しているそうです。半世紀前に人類初の有人月面探査を実現させたアポロ計画は同神話の太陽神「アポロン」に由来していて、アポロンとアルテミスは双子の関係にあたるそうです。
 
さて、記事の内容ですが、日米両政府が米国主導の有人月面探査「アルテミス計画」で、日本人の宇宙飛行士2人を月面着陸させる方針で合意する方向であり、盛山文部科学相と米航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官が月面活動内容を盛り込んだ文書に署名する予定とのことです。

また、文書にはトヨタ自動車が開発する有人月面探査車「ルナ・クルーザー」の運用も盛り込まれる見通しのようです。

いまの進捗では、2026年9月に宇宙飛行士を月面に送り込み、日本人宇宙飛行士は28年以降の着陸が見込まれている様です。

なお、JAXAは23年2月、有人月面を見据えた新たな宇宙飛行士候補者として諏訪理さん、米田あゆさんの2名を選定しており、両名とも現在訓練を積んでおり、24年11月にも宇宙飛行士として正式に認定されるとのことです。
 
ちなみ、1960〜70年代の米国の「アポロ計画」では12人が月面着陸していますが、いずれも米国人の白人男性だったと言う事です。
 
Webで調べてみると、日本人宇宙飛行士は、秋山豊寛さん、毛利衛さん、向井千秋さん、若田光一さん、土井孝雄さん、野口聡一さん、星出彰彦さん、山崎直子さん、古川聡さん、油井亀美也さん、大西卓哉さん、金井宣茂さんの12名がいらっしゃるようです。
 
本日の1曲は、松任谷由実さんの「リフレインが叫んでる」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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