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教訓

辞書などによると教訓とは、「過去の経験や出来事から得られる学びや指導の要点を表し、個人や集団が過去の失敗や成功から学び、未来の行動や決定に役立てるための知識や理解を深めるためのもの。」とされています。
 
簡潔に言えば、<同じ過ちを繰り返さないための指針>と言えるかもしれません。
 
さて、この教訓って生かされているのでしょうか?
 
個人的には、テストの前日は早く寝るとか、調子に乗って深酒しないとかありますが、そえは教訓とは言えませんね笑
 
いまも台風10号が日本列島に接近しています。

先日の台風7号のときもそうでしたが、交通機関などは早めの計画運休などを公表していますし、飲食店なども休業を予定していたり、企業もオフィスへの出社ではなく在宅勤務を推奨したりしています。

これも、教訓が生かされていると言う事だと思います。

ただ、先日の台風7号は首都圏直撃ではなく、房総半島をかすめる様に通過したため、想定よりは影響が少なかった様に思えます。

備えよ常に、ではあるのですが、飲食店などは一日休業することで収入はゼロとなり、場合によっては食材の廃棄など、大きなロスが生じることがあります。

台風に備えて休業したからといって、自治体や政府などから休業補償があるわけではありません。

よって、どうせ廃棄する可能性があるのであればと、お店を通常通り営業する事も可能だと言えます。

ある意味、その様な状況で営業しているお店に伺うのも自己責任とも言えますね。
 
さて、本当の意味での教訓を生かすと言う事では、やはり東日本大震災における想定外の被害となった沿岸部、さらに原子力発電所の想定外の停電などがあげられと思います。
 
予測される南海トラフ地震への備えに、東日本大震災の教訓が生かされているのかと言う事も気になります。
当然、自治体やインフラなど、可能な限り教訓を生かし準備にあたっていると思いますが、やはりひとり一人の個人が物理的な飲料水、食料備蓄、簡易トイレの準備など備えておく必要があると思います。
 
更には、いつ大きな地震が起きても対応できるような心構えが必要なのかも知れません。
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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