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哲学の道

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
まだ、寒さが残っていますが、陽射しは少しずつ春めいて来たように感じられます。

先日、テレビ番組で京都の特集が組まれていました。

京都は、高校の修学旅行以来、一度も訪ねた事がありません。
出張や、旅行の際に東海道新幹線で通過する事は何度もありましたが、訪れることはありませんでした。
 
その番組で、紹介されていたのが「哲学の道」です。
 
「哲学の道」とは、銀閣寺から若王子神社までの約2Kmの遊歩道の事です。

この遊歩道は、琵琶湖の水が流れる水路沿いの遊歩道となっており、お寺や神社が多く点在しています。
 
明治時代には、文人が多く住むようになり「文人の道」と称されていましたが、その後に、哲学者で京都大学教授の西田幾多郎が毎朝この道を散策しながら思想に耽ったとも言われています。
 
また、愛弟子の田辺元や三木清、さらに彼らが教えた京都大学哲学科の学生たちが、好んでこの道を思索しながら歩いたことから、いつしか「哲学の小径」とも言われる様になったとも言われています。
 
さらに、1972年の地元の人たちの保存運動の一環で、「哲学の道」が正式名称となったとのことです。
なお、「哲学の道」は日本の特色ある優れた道路ということで「日本の道100選」のひとつに選ばれているそうです。
 
ちなみに、「哲学の道」、春は桜、秋は紅葉が美しく、四季を通して景観を楽しめる名所としても知られています。

特に、大豊神社には、全国でも珍しい狛ねずみや狛猿などの神使が鎮座しています。
また、椿の名所としても知られており、3月初旬から4月にかけては、椿の花の髪飾りをつけた狛ねずみが出迎えてくれるそうです。
さらに、本殿前には推定樹齢約250年の紅白の枝垂紅梅と枝垂桜があり、見頃になると美しい花を咲かせるそうです。
 
本日の1曲は、Loving Caliber で「We’re Just Friends」です。
とても効果的に口笛が使われています。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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