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【SixTONES】"声"のジュークボックス【3rd Album 声】

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
こばっちです。

好きになって1年半。初めてSixTONESのCDを買った。

買うなら全形態買いたい、、、だがシングルはリリースのスパンが短すぎる、、、と理性と欲望とオタクのこだわりの狭間で、逡巡していましたが、この度購入に踏み切りました。

タイトルにある通り、このアルバムにラベリングするなら、"声"のジュークボックス。全部の楽曲が120点満点で、よりどりみどりのアルバムになってます。

さあ、音楽ど素人の全曲レビュー
レッツゴー!!! (cv.田中樹)

全形態共通楽曲

Overture

あ、アカペラ、、、?!
最初に浮かんだ感想はこれ。密かにアカペラをやってくれないだろうかと思っていたのがここで叶ってしまった。数あるSixTONESの武器の中から1つあげるなら、声。何を隠そうグループ名の由来の1つが「6つの音色」。それを最大限に発揮するならアカペラが1番ってわけよ。
それにしても、メッセージ性が強く、「声」冠したこのアルバムの幕開けに、相応しい1曲。最後、ジェシーがあんまり抑えずにかましてるのも好き。

Boom-Pow-Wow

今回のアルバムの表題であるこの曲。3分ちょっとしかないのに、得られる満足感が桁違い。密度バグだろ。YouTube ver.では聴けなかった、知らんかったCメロが良すぎる。こーち大優勝してる。そこからのきょものロングトーンも助かる。こんなところ隠すな!と思ってたら公開してくれました。ありがとうソニー。

Good Luck!

ジェシーの主演ドラマ「最初はパー」の主題歌。初めてラジオで聴いたときから、爽やか王道アイドルポップスって感じで大好きだったけど、フルはさらによかった。たろの2番Bメロと2サビのありのまま進めが良すぎる。

明日は明日の風に乗ってさ
ありのまま進め

この歌詞が好き。ただ風に吹かれるわけじゃなくて、受け入れる大きさは持ちながらも、自分で明日を掴みに行ってるのがめっちゃいい。まって、それってSixTONESじゃん!

Outrageous

二宮くんに「TikTokのこわい曲」と再び言われる曲が、また誕生してしまった。こりゃ、とんでもねぇ曲だぞ。
私、きょもの英語好きで。日本語詞に比べて感情が出てて、特にこの曲では剥き出しで、攻撃力高めなところがよき。
あとこの曲では、北斗→こーちの流れがめちゃくちゃいい。まずAメロでそれがきて、表題ではない流れにテンションがあがる。んで、雰囲気がガラッと変わるCメロがくる。北斗が曲の中で静を生み出してる。そこからこーちがラスサビにむけて盛り上げてくれる。
もー、こういう展開するとこ、大好き。

ふたり

よくこうやって並べようと思いましたね?!寒暖差で風邪ひいちまうぞ!!!きょも主演の「束の間の一花」の主題歌だったけど、ドラマを完走した今、解像度が上がって沁みて沁みて仕方ありません。もうMVとか軽い気持ちで観れん。極上のJPOPでしんどい。歌詞カードがぎゅって、コンパクトになってるのも好き。ありがとう(?)。

共鳴

第1志望の大学の試験前日にプレミアム公開のリアタイした、という個人的な思い出がある1曲。「暗転の舞台 切っ掛けは誰の声だ?」とか、演劇っぽい歌詞が好き。佐伯ユウスケさん提供曲の特徴だと思うんだけど、日本語の美しさと英語の気持ちよさのバランスもとてもいい。6人が公平にスポットライトを浴びてて、声が余すことなく活用されてるところも推しポイント。

人人人

こりゃまた、とんでもねぇ曲ですよ。
タイトルからどんな曲か全く想像つかなかったけど、蓋を開けてみたら、聴いてる間ずっとわくわくできる、エンタメの詰め合わせセットみたな曲でした。人人人ってそれか!ってなったときの気持ちよさもやばい。
共鳴でも言えることだけど、佐伯ユウスケさんの曲って、新しいと同時に、どこか懐かしいんですよね。しかも、こういうのが1番得意らしい。天才か?
あと、この曲の制作過程が余すことなく知りたいですね。できたのとタイトルつけたのどっちが先たのか、歌割りは誰がどうやって決めたのか、全部教えてほしい。

Risky

一貫して子気味いいリズムに、6人が代わる代わる声をあてる。機械が壊れるみたいな無機質な音が聴こえてきたと思ったら、ストリングスにも見せ場がある。
SixTONESの創り出したワンダーランドに迷い込んでしまった感覚、とでも言おうか。目が回るほどに、歌詞カードのブロックごとに違いすぎる。 聴く度に新しい発見がある曲です。
樹は安定で、慎太郎のラップが活躍してるのがうれしい。歌い始めの北斗→こーちの流れもよき。

あと、、、歌詞めっちゃセクシーじゃない???

Chillin' with you

チルい〜!!!16ビートとりやしぃ〜!!ダンスの基礎練に使えそう!!!チルに耐性がない(?)ので、初見のとき意味不明な感想しか出てこなかった。普段はライブハウスでパンクロックに狂っている者なので、、、

だけど、聴いてるとこの曲の深さに気づき始めた。パッとだとラブソングに聴こえるし、その側面は絶対あるんだけど、SixTONESからファンへの前向きなメッセージでもあるのかもしれない、と思いまして。

No more 嫌なこと
全て忘れてRide with me
たまには Look up to the sky, yeah

こんな歌詞が散りばめられてるんですよ。大変なことあるよね、僕たちの音楽に触れている間は忘れてchiiしようよ、というメッセージすら感じる。バンドマンがMCで言ってくれる「嫌なこと全部ここに置いてけ〜!!!」ってやつじゃん(涙)(え?)

こうやってみると、メッセージがしっかりしてて、ただのチル曲じゃないぜ、、、 SUBWAY DREAMSと隣り合わせなのも納得。

SUBWAY DREAMS

明るい、爽やか、素敵。こんな三拍子揃った曲、好きに決まってるでしょうが!こういう背中押してくれたり、手を引っ張ってくれるような曲が歌えるの強いなぁとつくづく思います。
"主人公"がいる系の曲ときょもがどこかで言ってたけど、 聴く人を主人公にしてくれる曲だなと思います。Strawberry Breakfastもそうだけど、聴く人に華を持たせてくれるのがすてき。以下、好きなフレーズ。

一歩ずつ downstairs 少しずつ downstairs
We are stronger
ひとりひとりが"主人公"だから

PARTY PEOPLE

初聴きのときはなんでSUBWAY DREAMSと並んでるんだろうって思ったけど、通して聴いてみると意外に相性がいい!MVのおかげでめっちゃ夏のイメージだったけど、爽やかだしカラッとしてるんですよね。
改めて歌詞カードでみると、甘い歌詞が並んでてて。キザっぽくなって寒くなる可能性もあると思う。でも胃もたれせずに聴けるし、メンバーの誠実さも相俟って、一途な言葉に受け取れる。MVのイメージと曲とハードさできゅんポイントに変わるのもよき。
歌割り6等分なところも、やっぱり好き。

わたし

松村北斗の歌い出しがやはり大優勝。(異論は認める) ラジオノイズすこ。(どうしても言いたかった)
ドラマの挿入歌で寄り添ったものにはなっているけど、恋に落ちる、という性別も年齢も問わない普遍的なものを歌うこの曲。人が恋に落ちる瞬間を切り取って、コマ送りでみている感覚になります。恋を「素敵なことだと」肯定しているところもよき。

Always

出光興産とのタイアップ第3弾。期待を裏切らない名曲ですわ。特にCメロから間奏の流れが完璧だし、落ちサビが良すぎるのをなんとかしてくれ。特大京ジェ案件じゃないか、、、
サビだけのときは上質なJ-POPって感じかなと予想してたけど、全体で聴くとゴスペルっぽさもあって色んな顔を持つ曲。ミュージックソンでの披露の影響だと思うけど、冬が似合う曲にも仕上がってる。なんにせよ歌詞が前向きで、空を見上げたくなる歌です。Always(=いつも)というタイトルもなんだか深い。

初回限定盤A

Need you

このアルバムで1番好きかもしれない。
突き抜けてくタイプの失恋ソングです。爽やかな洋楽っぽいふりしてるだけで、えらい曲ですよ、、、通しで聴いてたらここでHPなくなります。サビであんまり歌詞ないのが、大切な人が傍にいないことのつらさを、言葉にできないみたいで切ない。
こんないい男を振らないで、、、(cv.髙地優吾)

STAMP IT

さあ、、、何をSTAMPするんですか、、、?
こわいよ、、、、想像はついてたけどさ、、、
そうじゃんやっぱ、、、
なんかもう、、、書くのも野暮だから、、、
聴いて真実を確かめて、、、、

初回限定盤B ユニット

OPA!

Shintaro Morimoto×Juri Tanaka

本人たちが「2人といえばな曲(ニュアンス)」と言っているように、まさにしんじゅりを体現したこの曲。解釈の一致とはこのことよ。中毒性がばり高い。YouTubeで何回も聴いてたら、延々頭の中で流れるハメになった。どうしてくれる。
すごいなって思うのが、曲の構成がシンプルなのに通して聴いて飽きがこないこと。Aメロが4回くるんだけど、1回1回全然違う。2人しかいないから歌い方とかで差別化しないといけないなかで、それぞれ自分の声を操って変化をつけてる。「6つの音色」とはよく言ったものだわ、、、

てゆーか、OPAってなに?

ラ・ラ・ラ・ラブストーリー

Taiga Kyomoto×Yugo Kochi

はい好き。多幸感やばい。好きな人を楽しませようとするきょもゆご、可愛すぎる。声に出たもん。片思いか両思いか、とにかく1番楽しいときを切り取ったナンバー。ユニット曲の中では1番アイドルしてる。
ショージャズっぽい雰囲気があって、2022年舞台に取り組んだ2人がこれをやるのエモい。
衣装はイギリスのモッズっぽさを感じたけど、本人たち曰く渋谷系らしい。また1つ音楽に詳しくなりました。

愛という名のベールの中で

Jesse×Hokuto Matsumura

1番フルで早く聴きたかった。YouTubeで聴いてた段階では、歌謡曲たまんねぇ〜〜〜!!!アイドルの失恋ソング大好き〜〜〜!!!とハイテンションだったが、それもここまでだ。愛にもなれなかった愛が終わるとき、片思いがとっくに終わっているのに終えられないときを描いた、切なさが致死量な曲。フルになったらとてもじゃないが、正気ではいられない。曲が進むにつれて、どんどん胸が締め付けられる。
2番のここの歌詞やばくないですか?

二人きり 怖かった
壊れていきそうで
揺らいでる 天秤に
振れられずに 瞼を閉じた

恋人なんだよね、、、?二人きりが怖いことなんてあるのかよ、、、
Cメロはもっとダメ。そこから間奏とか行かないでほしいし、途中で音数少なくするとかしないでほしい。落ちサビからラスサビの流れもしんどい。後奏ながなかなか終わらないのも、未練みたいでつらい。
でも、曲は大好きです(涙)(情緒おわってる)

通常盤

Cat Call

アイドルらしさと音楽性の高さが同居したスルメ曲。どんどん味出てくる。
Myaoがこんなにおしゃんになるんですねぇ、、、、ライブだと可愛く、でもセクシーなダンスを披露しているらしい。みせてくれ。

あと、、、歌詞めっちゃセクシーじゃない???(2回目)

オンガク -声 ver.

SixTONES的神曲。オンガクへの、そして、共にオンガクを奏でる仲間へのラブソングになってます。佐伯さんからSixTONESへのラブソングでもあるかも。うわ、この解釈エモい。(自分で言うな)
今回のver.で新たに加わったとこ、ラップ歌い継いでくの良すぎる。ってか、ここをラップにしようっていう発想がやばい。そこからこーちソロは優勝しにきてるだろ。あと、ベースがんがんでハオ。

シングルver.だけど貼っとこ。

Again

Broken heart言うてるやん、、、
初っ端、歌詞カードみて頭抱えた。Say that you love me(=僕を愛してると言って)なんて何回も言わないでくれよ。こっちが切なくなるから。ここにきて"声"を全面に出してくるのズルいよズルいね、、、声って、人が最初に忘れるものらしい。だから何度でも言ってほしいんだよね、、、?タイトルがAgainなのこのやばさ、伝われ。

私とSixTONESと声

私がSixTONESにハマれたのは、6人の声があったからにほかならない。そのトリガーは北斗(とメガネ)だったけど、全員の声が魅力的だったからここまで好きになれた。声が私とSixTONESを繋いでくれた、と言っても過言ではない。偶然だけど、初めて買ったCDがこのコンセプトなのは、勝手にエモいです。

最後に

終えてみれば、5,000字越えの大作になってしまった。時間かかったけど、SixTONESの楽曲に私なりに向き合えてとても良い時間でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました〜!

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