見出し画像

陽の領域展開

4月にマネージャーになったわけだが、とにかく評価されることが「チームの雰囲気醸成がうまい」でして(というかそれ以外は評価されてない…)。現代最強とは言わんが、部門内では最強と謳われている。急にスケールダウンしたが気にしないでほしい。

ちょっと前から「陽の領域展開」と名付けて技っぽくしているんですが、私のこの技は一緒に働いているひとたちには以前から評判がよかったものの、マネージャーという立場になって影響力が広くなったこと、それによりフィードバッグ受けやすくなったのかなというのがある。


自分としては自覚なくやっていたけど、自覚なくできていることを理論と手法作って繰り出せるとより強くなれるし、もし悩んで「どうやってるの?」って聞いてくれた人が参考にしてくれたら嬉しいので、いつでも説明できるように記録しておく。





チームと言っても、人間どうしの集まりで、一対一の人間の付き合いの積み重ねに他ならないので、意識しているのが「誰に対しても嘘をつかない」っていうことだけ。


もちろん言ってはいけないことはあるし、思ったことを何でも言うのがいいわけではないけど、チーム員といるときは言動に裏表がないようにっていうことだけは常に考えている…つもり…。本心でない言動は絶対にバレるし、そもそも適当な態度を取ること自体、相手を軽んじてますからね。





そのうえで、この3つを時と場合に応じて、手を変え品を変えやり続ける、終わり。





・悪口を言わない


・視野狭窄にならないよう少し未来の話をする


・できていることは具体的に褒める


・悪いところは事実と改善策を伝える





褒めるのも注意するのも、具体的に「こういうところがあなたのいいところで、得意だと思うから続けてね」「これはよくなかったから代わりにこうしようね」と本人に面と向かって言って、言ったからには自分の言動も一致させる。ある点を褒めたのにその後その点をマイクロマネジメントしてたら言動の不一致じゃん…というように、いいと思ったところはちゃんと任せるようにする。以上。


なんか堂々たる書き出しの割にあっさり終わったが、これしかなくない?


まぁこれがめちゃくちゃ難しいのだけど。
「あれどうなってる?」って聞きたくなっちゃうんだよな。優秀なプレイヤーがその部署でマネージャーに昇格したのならなおさら。手の内全部見えるもんね。
私は幸いにして(?)そうではなかったけど、同じ会社でやっている仕事の根本的な流れは一緒なので、ときどき聞きたくなってしまう。
でもそのときは「ゴールに向かうために聞きたいのか?自分が安心したいために聞くのか?」を一旦考えてから聞くようにしている…いや、それでも聞いちゃうんだけど。

この判断が正しいのかはわからないけど、考えないよりはマシかと思ってずっと自問自答している。一度出た言葉も行動も戻らないから、意識できる部分はコントロールしてやりたいんだよね。



…ってここまで「根暗な人間のクセに頑張ってるね!おつかれ!」って思ってしまった。
周囲のひとたちは「素直さんは根が明るいし人当たりがいいから」って言ってくれるけど、根が明るい人間はこんなところにウダウダ書かないし、何よりも男と男の妄想をこねくり回して薄い本を作ったりしないんだよ〜〜!
コミュニケーションがうまく見える人間、大抵は自分の言動を振り返って「あのときああすれば…」を一万回反省してるし、他人に話しかけるときも一万回シュミレーションしてからようやく発声しとるんじゃ〜!
私の場合は過去に産業カウンセラー資格を取ったこともあって、そこで色々学んだことも大きいのだけど。その話はそのうち。

って言いたいけど、言うとこれまた部下に気を遣わせるだけなので、リアルでは言えない。こういうところにひっそり書いて自分で反芻するだけです。
暗いよね〜。それでも明日から1週間頑張りましょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?