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キャリアコンサルタントからの学び

こんにちは、くーです。

昨夜はキャリアコンサルタントの資格保持者のキャリコン団体さんとオンライン交流会がありました。個人的に営業・製造などのモノを売る観点から日々みるので人事視点からのキャリアコンサルタントの会話や言葉からは色んな発見がありました。

■キャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタントは職業能力開発促進法において国家資格と定められています。同法では、キャリアコンサルタントとは、「キャリアコンサルタントの名称を用いて、キャリアコンサルティングを行うことを業とする」とされています。このキャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義 
(引用)日本マンパワー https://www.nipponmanpower.co.jp/cc/about/

・自分に合った仕事をみつけたい

・働くことの意味って何?

・今の仕事はやる気が出ない

・転職を繰り返している

など就職や仕事に悩む相談者に「マッチングした仕事とは何?」という課題から相談者の根底にある考えや価値をさらに引き出す「プロ」としてキャリア相談をされています。

■「なぜキャリアコンサルタントの資格をとったのか」

・人の強みを活かしたい

・人の成長に携わることが生きがい

・色んな資格をとりながら自分のスキルアップの為

などのキャリアコンサルタントを始めたきっかけをお話頂きました。

人事など人に関わる仕事経験を活かすキャリア形成型「人のキャリア成長をお手伝いしたい」という寄与型など。

キャリアコンサルタントの資格取得するより人事業務など日々の仕事経験の積み重ねから「人に役立てたい」というキャリアアップに取得されたことがきっかけであることが大半でした。

そしてキャリアコンサルタントといっても企業で社員にアドバイスする以外に、学生、若者、主婦など幅広い世代からキャリア相談を受け活躍されている方もいます。

■「キャリアコンサルタント」からの印象に残ったコメント

企業経営をするにあたり経営資産と言われるのが「ヒト・カネ・モノ・情報」と言われます。人=人材は「経営財産」としてみて最大限に会社も人も働くことができる
仕事のマッチングには自分を客観視することが必要だ。もっと現実を知ってほしい。何が強みか武器なのか。固定概念が強い人ほど自分を客観視できず強みや価値を引き出すのに時間がかかる
中小企業企業経営者は孤独。いつも話を聞いてほしいと思っている
「頭でっかち」「現実を理解していない」ことはかなり困難なので、キャリアコンサルタントとして徐々に違う視点から「これをやってみよう」と引き出しをつくりリードしていく
会社勤めの経験がない学生の考えには仕事の理想と現実のギャップが激しい、そして現実を認めない
社会人で働きはじめるといろんな仕事を体験するのでその経験から紐解いて自分にあう価値を見出しキャリアに活かすことができる
自分の魅力や価値は自分で発見することは、急激でなく本人に拒否反応させないようじわじわと別の視点で切り込んでいくこと

一方的な悩みを言う相談者は人間なので話す相手を「これは違う」と否定せず、一つ一つ丁寧に切り込みアドバイスする姿勢はコンサル以外にも会社やプライベートの私生活に活かせる知恵ですね。

■キャリアコンサルとセールスの共通項

キャリアコンサルタントという立場から「人のキャリアプロデュース」すること、「ユーザーに商品やサービスを買ってもらう」セールスの仕事も「魅力や価値を引き出す資産」という点で共通があると感じました。

セールス向けの文章やデザインすることで伝えることはクライアントの意見ばかりは通せません。キャリア相談する方も「自分はこうだから」「これしかできないから」という自分の意見が優先し本質はそこでなく違うことかもしれないからです。

そしてこれはこうだからという自分の固定概念でなく、別の視点で切り込んでいけば違うカタチで発見できる、それが意外な魅力や価値で演出ができることは人事も営業も同じだと思います。

■第一歩はパラレルキャリアを始めることじゃない

「パラレルキャリアを始めたい」「パラレルキャリアして独立する」「パラレルキャリアに憧れる」など「パラレルキャリアをやりたい」という固定概念が先行し束縛されてしまうと「本当は自分は何をやりたい」のかとモヤモヤした「負のスパイル」に陥る可能性があります。

【負のスパイルに陥られないエッセンスとしておすすめしたいこと】

・本当に職場だけでは物足りないのであれば違った景色をみる

・一気に始めるのでなく小さく始める

・お金を稼ぐことやスキルを求めるよりした「人に何を提供し自分も相手も充足するのか」の価値観を考える

・自分の世界以外の人と出会って違う価値観に触れる

そして刺激を求めすぎてもダメなのでそれを自分のキャリアにどう組み込むのか考える必要不可欠です。

友人や親などに話しても自己解決できず悩み過ぎた時には、国家資格をもつキャリアコンサルタントに相談するのも一つの手段ではないでしょうか。

今後仕事に対して俯瞰する時、キャリアコンサルタントさんからの意見やアドバイスも自分の視野に取り込んでいくこともおすすめです!


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