三寒四温ってもんじゃない?

この季節、三寒四温にお気を付けください。度、どこの天気番組でも、気象予報士が判で押したような解説をしています。
どうして?それは季節の変わり目の証拠でもあります。
でも、三寒四温というのも、さほどに激しい温度の高低を伴うのではなく、緩やかな中にも、「気温差が有るから、油断してはいけませんよ」くらいの気持ちの注意喚起だったのですが、近年はその温度差が激しくなりすぎて、夏日どころか真夏日を記録したその翌日、寒気団がなだれ込んで、東北・北海道では雪が降って積雪を観測するところが出てくるしまつ。

昨今の異常気象は、もう異常気象のゾーンを引き上げてるごよいと言われるくらい、極端に走る傾向は、ここで改めて言う間もない程顕著に表れています。世界的現象と言われてもうかなり年月が流れました。
でも、国内の森林地区に目をやってください。森林という圧倒的なマス(質量)に支えられて、この地区にはさすがの猛暑は届きません。
それくらい木々の営みは、自然を穏やかにさせてくれます。

町全体で何%の森林確保せよとの号令をかける部署もできましたが、そんなものは甘っちょろいスタンスでしかありません。木々は均等に枝葉がかろうじて重なり合うくらいの距離で、大面積をカバーすることが出来さえすれば、一瞬の強烈な驟雨でも、地面まで濡らすことなく、木々の枝葉に水分はキャッチされて、地面が吸収しきれないほどの大量の水の流れができることを防いでくれます。

キャッチコピーなんていりません。日本全土に均等に植栽がなされることができるならば、そこは緑陰国家として、世界に誇れる環境を実現できるでしょう。いくら弱腰の政権であっても、せめてこれくらいは実現してほしいものです。

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