MTBF

品質保証にかかわっている方なら、MTBFは基本中の基であることぐらいは、当たり前であり、空気の様な存在であると言えます。
平均故障間隔(Mean Time Between Failureは、機械システムや情報システムなどの信頼性(Reliability)をあらわす指標です。

一つのシステムとして動作が、どの程度の頻度で故障が起きるのかを、評価した値です。同一のシステムの平均として捉えられ性格の数値ですから、MTBFは絶対的指標でなく、平均的にという概念を常に念頭に置いて考えることが大事です。

これの基本的な考えなんて言うのは、かなり難しいので、説明はろくにできませんが、言えることは、システムを構成する要素が多ければ多いほど、MTBFは短くなるということです。あまり深く考えなくても、複雑のなれば故障は起きやすくなるものです。

電車の故障が有れば、遅延します。安全が保てなければ、運行が中止されます。それを保全しようとして、ホームドアが次々に設置されていますが、皮肉なことにホームドア自体の故障で遅延が発生しています。
これなどは、先に書いたシステムの要素が増えたからに当てはまります。

横断歩道なども、設置しているところが不便だから近道をして…などということが起きます。安全を担保するということは、本当い難しいものなのです。


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