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ホメオパシー

毒を以て毒を制す - 誤解を恐れずにホメオパシーを一言で言い表すとこうなります。体を攻撃する成分は、すべてある波動を持っています。そして、その成分を限りなく希釈しても、持っている波動そのものは変わりなく発せられています。

その毒性に対して体が十分に安全と思えるほどに希釈した物質を摂取するならば、体は十分な余裕をもってこの成分を除去できますが、その過程で細胞が除去方法を学習します。それによって、体は外敵に対する防御法を身に付けていきます。

何かに似ていると思ったあなたは鋭い感性の持ち主です。免疫機能ですね。
メモリーT細胞の働きにとても良く似ています。でも、ホメオパシーの場合は、免疫の様な除去システムではありません。すべては波動の調整機能なんです。

体が本来持っている外敵に対する抵抗力を強化するといった方がより近いかもしれません。ではどうやって体にその希釈した成分を取り込むのかと言えば、それはほとんどお砂糖水かと思えるような溶液に、成分をごく少量融け込ませて、それを飲用するのです。
このように希釈した溶液を、一定の基準の濃さに調整して販売しているのが、英語圏では「レメディ」と呼びならわしています。

この行為は過去には「療法」として認知されていたものですが、近年は保険の対象から外される国が増加しています。その効果が厳然と証明できない性質のものなので、「なんとなく良く………。」程度では、化学物質を合成して薬として販売するには裏付けが無さすぎるからなのでしょう。

しかも、この療法をうさん臭く見せる原因が有ります。多分にスピリッチュアルな現象と結びつけることが多いからなんです。一種の占いと言ってもよいほど、その調合のレシピは調合師ごとに異なり、何が本道なのかを見極めることが極めて困難なことが有るからです。

ただ、この療法で精神的な迷いな悩みを払拭できるといった成果も実際に無視できないほどの数、記録されていますので、言下に否定することができないのです。日本では、表立って活動している人は、恐らく数人程度だと思われます。

タイトル文字は、毒性の強い金属の元素記号です。
こういったものも扱うのですから、いきなりホメオパシーで病気治療をしましょうと言われても、二の足を踏んでしまうことは想像に難くありません。

それでも、生まれつきひ弱と言われていた人が、数年後にあったら別人のような風貌と体格になっていたのには驚きました。なので、私は、否定はできない派です。

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