公式?噂話

プッシュ型配信で見るニュースサイトの中で、最近ハマっているのが、カメラの新製品発表予想です。わざわざ噂の出所を謳い、確率何%と言っていることが、うさん臭くもあり、案外本当なのかもしれないと思える側面も感じられるような微妙な言い回しが満載のサイトです。

直近では、オリンパスからOM SYSTEMになって、最初に発表になったOM-1は、ペンタ部のメーカーロゴがOLYMPUSのままだったことで、すでに発表から2年を過ぎようとしているので、OM SYSTEMのロゴを冠した超弩級モデルを発表するのではないかというものです。
名前の予想もOM-1Ⅱと、平凡ながらかなり近い線を狙ってきたなと思います。

噂は大きく2つに分かれています。
一つは現行の撮像素子そのものは変えずに、バッファメモリを倍増するとか、コンピューティング能力のさらなる高度化が図られてくるという説、もう一つは、グローバルシャッターを搭載して撮像素子は現行機の倍の4000万画素になるというもの。

これが、本当なら、マイクロフォーサーズで4000万画素という数字はチョット眉唾物でもありますね。今になって出てきた、OM-1の開発秘話を読んでみると、尖った性能を出すために当然様々な労苦が伴うのは想像できますが、それが社内の意見の調整の方に力を注がなければならない所からスタートして、調整中に分社化が起きたというタイミングは、開発者にとっては、とんでもないストレスを抱えてしまったのではないかと想像できるのです。

しかも、高性能にすれば必ず問題になる熱の発生をいかにして抑え、かつカメラサイズをあわよくば小さくできないかとのせめぎあいは、自分の立場と相手の立場とよく理解していながら、互いを追及してくるという社内戦争の様な雰囲気が開発秘話に盛り込まれていました。

技術者のプライドは、ある意味自分勝手なものを生み出す可能性が有ります。それを調整するスーパーバイザーは、よほどの人物でないと務まらないとも思いました。

新製品の行方を興味を持って追いかけたいと思います。


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