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秀逸なネーミング

昨日の記事に追加編です。これは、なかなかという秀逸なネーミングが有りました。
それは、JR東日本が開発中の新型車です。
水素ハイブリッド車両「HYBARI(ひばり)」、これが新型車両の通称です。
Title出典: 日経ニュース2024/2/28より

先日、たまたま見慣れないカラーリングの車両を見かけて、何かと思って画像検索をしていたら、これが屋根の高圧水素ガスを積んで、床下で燃料電池を運転させ、そこから得た電力で車両を運行する仕組みです。

日立製作所とトヨタ自動車が開発の関与しています。
今はハイブリッドが耳タコ状態になっていますが、これをもじったHYBARIはかなりの人がハイブリッドを感じるネーミングだと思います。
良いセンスですよね。

しかも、ひばりは空高く舞い上がっていくイメージもあるので、青空のカラーリングもなかなか洒落が効いています。
今のところあくまで実験走行としてはいますが、今まで一年以上運行してきて、目立ったトラブルはなかったとのことで、もう少し走行実績を重ねて、車両の改良点などを見極めて、令和30年度までには実際の運用に投入するようです。

鉄道のように、運行距離がしっかりと決まっていて、なおかつ外的な影響を受けにくい様式ならば、新規の動力源を搭載しても対応がしやすく、燃料補給基地の設置も自由度が高いので、一般に自動車よりは良い条件がそろっています。

今のところ、航続距離が140Kmとのことですが、充填技術の向上や高効率エネルギー管理システムの開発などで、航続距離の延長が図れれば、実用化しても何の支障もないと思います。
実際、中央線快速電車は東京駅から高尾駅まで53.1Km有りますので、一運用4往復とすれば、一充填当たり航続距離が500Km弱となります。

このくらいの距離なら、十分に開発目標に入っているはずです。
また、最高速度も100Kmんあっているようですが、こちらも120Kmtエイドなら何ら問題ない筈です。

とにかく、新世代動力車が温度ん増えていってほしいと思います。

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