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東京から福山に戻りショックを受けた話

2019年2月6日から7日にかけて、1泊2日で群馬県前橋市に出張し、東京を経由して広島行きの最終新幹線で福山に戻りました。

帰りに五反田駅周辺で何軒か飲食店を視察した私は、ほろ酔いで「最終の新幹線」に乗り、更に缶チューハイを飲んで気分良く過ごしていました。

最初の写真は、東京丸の内のビルを背景に、最終のぞみ号の停車駅がわかるよう撮影したもので、高層ビルの灯りが眩しく映りました。

最終のぞみ号にて

広島行きの最終のぞみ号は東京駅19時50分に東京駅を出て、福山駅に到着するのは23時31分、終点広島駅に到着するのは23時55分です。

19時50分が最終だと東京でゆっくり食事をしたり飲んだりする時間が無いせいか、車内では弁当を食べたり、缶ビールや缶チューハイを飲んでいる人が多かったように思います。

ところで、東京から岡山止まりの最終は東京駅発20時30分、岡山駅着23時55分ですから、岡山行きと広島行きでは、東京から見て近くにある岡山の方がちょうど40分だけ終電が遅いという事になります。

岡山駅から広島駅まで最速35分ですが、福山駅に停車する場合は40分となります。

なお、福山駅は広島県東部の中核都市、福山市にある駅で「のぞみ号」が停車する駅です。(岡山駅から福山駅は58.3営業キロ、広島駅から福山駅は103.0営業キロですから、福山駅は岡山駅に近い場所にあります)

のぞみが停車する駅ではあるが

福山市に住んでいると「のぞみが停車する駅」というフレーズが売り文句の一つとなっていますが、広島や岡山は1時間に最低でも4本、多い時間帯には6本のぞみ号が停車するのに対して、福山駅は1時間に1本が基本で朝晩に2本停車するダイヤとなっています。

新大阪行きの九州新幹線「さくら号」や各駅停車の「こだま号」を含めれば1時間に2本から3本の新幹線が停車しますから、新大阪まで行くだけであればそれほど不便とは感じませんが、東京直通や福山直通の新幹線が1時間に1本しか停車しないのは不便だと感じます。

たかが、5分の差なのだから、何とかもう少し福山駅にのぞみが停まらないものか、と思っていました。福山駅に着く迄は・・・

福山駅前で酔いが覚める

広島駅止まりの最終電車が福山駅に停車し、福山駅で下車しましたが、福山駅の構内は閑散としていて、そこから乗り換えた三原行き在来線最終電車も乗客はまばらでした。

福山駅の在来線ホームから写真を撮影しましたが、現在、駅に一番近い場所にあるビルは1棟は取り壊し中、2棟は取り壊し待ちという状況です。

駅前に高いビルが建築されることが必ずしも良いとは思いませんが、のぞみ号が停車する人口46万人都市の駅前を見て、改めてショックを受け、すっかり酔いが覚めてしまいました。

「なんでこんな事になっちまったんだ」と心の中でつぶやきながら、自宅に戻った時には深夜零時を過ぎていました。


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