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【News:速報=第43回日本アカデミー賞は映画『新聞記者』が作品賞・女優賞・男優賞と主要3部門で最優秀受賞、政権の『暗部』描く衝撃作に忖度なき高評価(2020)】

 第43回日本アカデミー賞は3月6日夜、東京都内で授賞式が開かれ、映画『新聞記者』が最優秀作品賞に選ばれただけではなく、シム・ウンギョンが最優秀女優賞に、松坂桃李が最優秀男優賞に決まって主要3部門を独占した。政権の暗部ともとれるスキャンダラスな政治の裏側と新聞記者や官僚たちの苦悩を、実際に起きた出来事を通奏低音のようにして描き出した衝撃作に対して、映画界から忖度なき高評価が贈られたと言え、ノンフィクションとフィクションの境界線を描く映画ジャンルにおいて、『新聞記者』の世界観が今後のひとつの大きな潮流となる可能性も出て来た。(画像は日本アカデミー賞とは関係ありません。イメージです)

★最優秀作品賞

■その他の優秀作品賞
「キングダム」
「蜜蜂と遠雷」
「翔んで埼玉」
「閉鎖病棟 -それぞれの朝-」

★最優秀女優賞

■その他の優秀主演女優賞
二階堂ふみ
松岡美優
吉永小百合
宮沢りえ

★最優秀男優賞

■その他の優秀主演男優賞
笑福亭鶴瓶
菅田将暉
中井貴一
GACKT

 授賞式の模様は、3月6日午後9時から、日本テレビ系で放送された。
 授賞式は例年、一般の映画ファンも有料で観覧できるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、すべての観覧を中止し、規模も縮小して開催された。

 わたくし阪清和は昨年6月、映画『新聞記者』が公開される直前、藤井道人監督にインタビュー。週刊誌に記事を執筆・掲載し、当ブログでも活動報告のかたちでお知らせしました。記事は著作権の関係からここに表示することはできません。ぜひともご購入いただき、お読みください。

★「週刊金曜日」2019年6月28日発売号=amazon

★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」【活動報告=詳報】 映画『新聞記者』の藤井道人監督インタビューが「週刊金曜日」に掲載されました(2019)

 インタビューでは、新聞をほとんど読まない世代だった藤井監督がいかにしてこの映画に関わるようになったのか、そして完成した今どんな思いを抱いているのかを読者の方に少しはお伝えすることができていると思います。
 映画などエンタメの批評家と新聞記者、双方に軸足を置いてきた私のインタビュアーとしての技量も試された取材でした。
 藤井監督をはじめ、映画『新聞記者』の関係者の皆さま、本当におめでとうございます。

★阪清和公式サイト「KIYOKAZU SAKA OFFICIAL」

★お仕事依頼お待ちしております


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