【活動報告=日本劇団協議会の機関誌「join」に「私が選ぶベストワン2020」が掲載されました、「アルトロ・ウイの興隆」「光射ス森」など選出、詳細はご購入の上で(2021)】
主に日本で活動する劇団など演劇創造団体で構成されている公益社団法人日本劇団協議会の機関誌「join」が毎年企画しているアンケート特集「私が選ぶベストワン2020」に私の選出したベストワン作品が掲載されました。共同通信社で演劇担当記者だった時代にも一時参加させていただいておりましたが、2014年の批評家としての独立後、少しお休みして2015年の上演舞台の中から選ぶ2016年からあらためて復帰し、2016年の上演舞台の中から選ぶ2017年、2017年の上演舞台の中から選ぶ2018年、2018年の上演舞台の中から選ぶ2019年、2019年の上演舞台の中から選ぶ今年2020年、そして、2020年の上演舞台の中から選ぶ今年2021年も継続して参加させていただきました。日本劇団協議会の皆様および「join」の編集者の皆様のご理解があってのことです。誠にありがとうございました。
詳しくは本誌をご購入の上で確かめていただきたいのですが、作品はKAAT神奈川芸術劇場の「アルトロ・ウイの興隆」、戯曲は演劇集団円の「光射ス森」(作・内藤裕子)を選びました。私が選んだその他の部門「主演俳優」や「助演俳優」、「団体」、「演出家」、「スタッフ」「ノンジャンル」にどの作品や人を選んだかや、他の選者の方の選出作品はぜひ本誌をご購入の上お確かめください。(写真は「私が選ぶベストワン2020」阪清和選出ページの一部)
★「私が選ぶベストワン2020」が掲載されている「join」No.99表紙ビジュアル
★「私が選ぶベストワン2020」が掲載されている「join」No.99紹介記事
★「join」ご購入および定期購読のご案内=演劇や劇団に関して毎号鋭い視点の記事が並んでいます。今号は劇団四季の「ロボット・イン・ザ・ガーデン」をはじめ「ローズのジレンマ」「雪の中の三人」などでも注目された演出家・翻訳家の小山ゆうなさんへのインタビュー(聞き手は演劇評論家のみなもとごろうさん)が巻頭特集になっています。おすすめです。
★日本劇団協議会公式サイト
★続きは阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」でも読めます(劇評など一部のコンテンツは有料ですが、活動報告は無料です)
日本劇団協議会は、1992年に新劇団協議会を母体として設立され、2008年の法改正に伴って2012年、公益社団法人に認定されました。公式ホームページによりますと、「現代演劇の振興に関する事業を行い、演劇創造団体間の交流・連携を図り、芸術文化の発展向上に寄与することを目的とし活動している」とのことです。ひとつひとつ名を挙げませんが、皆さんが劇団と聞いて必ず思い浮かぶあの老舗劇団から、新進気鋭の劇団、話題作を連発するあの劇団まで、そうそうたる劇団が所属しています。
選者は、私のようなフリーランスの批評家、演劇評論家、演劇ライターをはじめ、私がかつてやっていたような報道各社の演劇担当記者、文化史や文学史など演劇に関係の深い専門分野を持つ大学教授、演劇関係者、演劇団体職員など多岐にわたります。今回は、コロナ禍のせいか、過去最高だった一昨年の93人、少し減った昨年の89人から少し減りましたが、73人が参加しているそうです。
「私が選ぶベストワン」は毎年の恒例企画として年度の最後に発表されますが、年間500本近く上演される舞台作品の中から、作品、主演俳優、助演俳優、演出家、スタッフ、団体、戯曲、ノンジャンルの各ジャンルのベストワンを選ぶ作業はかなり大変な作業です。3本ならば選べても1本に絞るというのは至難の業です。しかもそれは公表され、皆さんの批判の目にさらされます。もちろん、批評家・ジャーナリスト・ライター・インタビュアーとしてそれは当然のことですし、そうして私たちの鑑賞眼、批評精神も鍛えられていくのだと思っています。
今後もより高レベルな判断ができるよう、努力、研鑽を積み重ねていきたいと思います。
このブログやnoteなどで私のことを少しでもご存知な方は、私が「ミュージカル・ベストテン」の投票に参加していることや、自ら「SEVEN HEARTS 演劇大賞」を主催して各部門の賞を選んでいることをご存知だと思います。それらの選出状況と今回の「join」による「私が選ぶベストワン2020」の選出結果が微妙に違うことにも気づいていらっしゃると思いますが、選出時期や選出条件などによっても、その結果は大きく違ってきます。「あえてひとつだけ選ぶ」という難問と格闘した結果であると考えていただければ幸いです。
なお、「ミュージカル・ベストテン2020」はすでに発表済みで、「SEVEN HEARTS 演劇大賞2020」は近日中に発表予定です。
それぞれの紹介記事をご覧ください。
★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」発表記事【活動報告=詳報】 ミュージカル・ベストテン2020の選考投票に参加しました、1位は「ロボット・イン・ザ・ガーデン」、城田優、咲妃みゆ、藤田俊太郎、男優4位には三浦春馬も(2021)=2021.03.06投稿
★阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」発表記事【News=発表】 「SEVEN HEARTS 演劇大賞2020」各部門最優秀ノミネートの優秀賞が決定、最優秀は後日発表(2021)=2021.03.25投稿
阪清和のエンタメ批評&応援ブログ「SEVEN HEARTS」は、映画、演劇、音楽、ドラマ、漫画、現代アート、ウェブカルチャーなどに関するエンターテインメントコンテンツの批評やニュース、リポート、トピックなどで構成され、毎日数回更新しています。
わたくし阪清和は、エンタメ批評家・ブロガーとして、毎日更新の当ブログなどで映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画・ウェブカルチャー・現代アートなどに関する作品批評や取材リポート、稽古場便り、オリジナル独占インタビュー、国内・海外のエンタメ情報・ニュース、受賞速報などを多数執筆する一方、一部のエンタメ関連賞の審査投票や票賞選出などにも関わっています。
さらにインタビュアー、ライター、ジャーナリスト、編集者、アナウンサー、MCとして雑誌や新聞、Web媒体、公演パンフレット、劇場パブリシティ、劇団機関紙、劇団会員情報誌、エンタメ系ニュースリリース、プレイガイド向け宣材、演劇祭公式パンフレット、広告宣伝記事、公式ガイドブック、一般企業ホームページなどで幅広く、インタビュー、取材・執筆、パンフレット編集・進行管理、アナウンス、企画支援、文章・広報コンサルティング、アフタートークの司会進行などを手掛けています。現在、音楽の分野で海外の事業体とも連携の準備を進めています。今年春以降は全国の新聞で最新流行現象を追い掛ける連載記事もスタートします。昨年夏からは一般企業のニュースリリースやインタビューも手掛け始めました。今後も機会を見つけて活動のご報告をさせていただきたいと思います。わたくしの表現活動を理解していただく一助になれば幸いです。お時間のある時で結構ですので、ぜひご覧ください。
なお、エンターテインメント関連で私がお役に立てることがありましたら、下記のアドレスまでなんなりとご用命ください。速やかにご相談の連絡をさせていただきます。エンタメ以外でもお気軽にお問い合わせください。なお、このアドレスは仕事依頼・仕事関連問い合わせ専用です。それ以外のメールにはお返事を差し上げられませんのでご了承ください。
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