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Yahoo!ニュースコメントの誹謗中傷対策とAI強化について、体感をヤフコメ民が語ってみる

私はよくヤフコメにコメントを書いています。もともと子供の頃からニュースを見たり考えたりするのが好きだったし、そもそも知的好奇心が旺盛なほうなので、国内外の出来事を知ることが好き。事実は小説より奇なりというけれど世の中は本当に驚くようなことが起きている。

Yahoo!ニュースサイトというのは、2チャンネルに構造が良く似ていて、マスコミがニュース記事を投稿=スレッドを建てて、そこにユーザーがあれこれ書き込んでいくという感じ。2ちゃん方式から更に進化して、ユーザーにアカウントが割り当てられてその人の意見を注視して見ることもできるし、嫌ならブロックも出来るSNS方式が取り入れられている。

単なる一般人のコミュニティと異なり、有名人や政治家もマスコミの流す情報には興味がありますから、結構チェックしてる人も多いんですよね。何年か前はヤフコメという名前をいうのも憚られる、「名前を言ってはいけないあの人」みたな感じだったのが、ここ最近は明確にヤフコメという名前で公の場で話されるようになり、見ていると公言する人も多くなってきました。

ヤフコメ民も相当な数のユーザーがいるので、コメントも玉石混交なんですね。例えば日本に一億二千万人の人間がいるとしても、高IQはせいぜい5%くらいしかおらず、圧倒的大多数は中央値に存在しているわけで、ヤフコメも感情論や暴言、嫌がらせや悪意、認知の歪んでいる人も沢山いるし、あまり多くは無いけれど理論的で知識も豊富な人もいる。優しい人もいれば、糞みたいな人間もいるんですよね。現実を可視化したものでしかないんですね。

勿論見ただけで目が腐りそうな嫌悪感しか感じないコメント、読むとぶん殴りたくなるようなコメントも沢山あるし、そうかと思えば成るほどなあと思うようなコメント、知識が広がるようなコメントも沢山あります。

自分が書いたコメントの返信欄に何か書かれることもあって、それも共感や補足などの有難いものもあれば、読解力の欠如や認知の歪みで全く嚙み合っていないコメントや、ものすごく低知能な揚げ足取りや小馬鹿にした絡みなどしか出来ない人間もいる。最近は面倒くさいので返信も読まないんですけどね。どうでもよくなってしまって。

基本的には自分は公の場で仕事として発言しておらず、一般人が私人としてニュースに対して思ったことを是々非々で言うという程度のことであって、私という個人を商品として世に送り届けて活動しているわけではありません。なので私のイメージとか商品価値はどう思われようと特に気にならない。

前述したとおり世の中は様々な人がいて、現実にはDV、虐待、虐め、性犯罪、モラハラ、窃盗、暴力、脅迫などが起き続けていますし、法律や憲法があっても刑務所には5万人近くの受刑者がいるわけです。有名人になりたいなんて思ったことも無い。ウエンツ瑛士さんも言っていましたが、DMやメールなどで「死ね」という脅迫文が送られてくるそうです。丸山穂高氏も2、3通は必ずそういうメールが送られてくると言っていました。おそらくほとんどの有名人がそういったメールやDMを受け取っていると思います。この世の中にはそういうことをする人が確実に一定数存在していて、居なくなることは100%無いんですよね。

一定数確実に他害行為を行う人間がいる。それが例えば親や子供だったり、学校のクラスメイトや先生、職場の上司や同僚だった場合は、虐めや暴力や嫌がらせをされる。偶々リアルな生活ではそういう人間には遭遇したことが無かったとしても、ネットは物理的距離を超越して、何かしらのプラットフォームを介在してダイレクトにつながる危険性があるわけです。

眞子さまへの誹謗中傷問題が大きく問題視されて、ヤフコメが悪いと名指しで批判され、マスコミやメディアは無くせ無くせの大合唱をしています。またマスコミやメディアは自分たちがやらかした問題を一般人のせいにして自分たちはほっかむりか、卑怯な連中だぜ!反吐が出らぁ!と思ったのですが、覗いてみたらまぁすごい状態。呪詛、怨嗟、脅迫、扱下ろし、妄想、攻撃のオンパレード。ああこりゃ無くなったほうが世の為かもなあ確かに。と思いました。

しかしながら、このような状態を作り出しているのはほかでもないマスコミやメディアなんですよ。「さぁ皆さん、今日の獲物はこの人間です。皆で虐めて美味しく戴きましょう」と喰種レストランみたいな場を作り獲物を提供し日本全国から嫌な連中をかき集めてパーティーしているのは週刊誌やワイドショーなわけで、それに涎を垂らして喰いついているグールたち「だけ」が悪いわけではないんですよね。

自殺した木村花さんも、テラスハウスという番組内でプロレスのヒール役を割り当てられていたのは明らかで、MCも視聴者の憎悪感情を煽っており、クロちゃん式の炎上商法で注目を集めようとしたとしか思えない製作側の責任は非常に大きいと思います。

眞子さまの件も、週刊現代の記者が代理人となりいきなりマスコミに一方的な言い分を吹聴して止めず、マスコミもワイドショーも人権や法律を考慮せず、公平性を欠いた報道を流して名誉棄損をし続けてきました。小室さんの文書にあるとおり、元婚約者は金銭問題について「自分の勘違いだった」とはっきり言っているんですよ。にも関わらず「金銭問題は解決していない」と報じられ続けている。

勘違いだったという問題を解決せよとは一体どういうことでしょうか?「屏風に描かれた虎を捕まえてくれ」というまるで一休さんのトンチみたいですね。

そもそも借用書も無い10年前の一般人の私的なやりとりであり、問題があれば弁護士を介在するなどして話し合って解決すればいいだけのことです。それを見ず知らずの大多数に言い触らすことにはどんな意味があるでしょう?ましてや彼らは金銭問題についてはあっさりと「自分の勘違いだった」「返済は求めない」と言っています。

初めから名誉を貶めることそのものが目的だったとしか思えないのですが。

日頃からニュースを鵜呑みにせず、法律や人権問題などの知識を持って多角的視野で物事を見る癖がついていれば、元婚約者や週刊現代の記者のやっていることは報道の権力を利用した名誉棄損行為であり、法的正当性がないということは分かるはずです。

日本は法治国家であり、民主主義は数の暴力ではありません。ヤフコメ民が何人集まろうと、不法行為は不法行為でしかない。

とまあ、こんなことも、コメント欄に書き込むことはできるんですよね。ものすごい数のBADを押されてあっという間に消し去られますが。しかし問題のキーパーソンの目にとまることが出来れば、そこから波及してまた新しい動きが出てくる。だからプラットホームも使いようで、それを喰種レストランにするのも、自浄作用とするのも使う人次第かなと思ったりもするわけです。

ところでヤフーご自慢のAIさんの仕事ぶりなんですが、これがもうやりにくくって仕方がない。正直言って最悪です。

ここで書いたとおり、罵詈雑言や誹謗中傷、脅迫はほとんど野放しで、ものすごい数の「そう思う」が押されて得意顔でトップに躍り出る一方、何故このコメントが消されるのだろう?ともどかしく感じることが沢山あります。

例えば眞子さまが複雑性PTSDと医師に診断されたというニュースに、仮病だ元気そうにしていると罵詈雑言が書き込まれた中で「私は虐待育ちだけれど、母親に殴られている時以外は、楽しければ笑いました。いつも塞ぎこんで泣き暮らしていなければ心が傷ついているなんて仮病なんですか?殺害されるか自殺するかしない限り、被害は認められないんですか?」と書いたら削除されましたね。

推しの記事に単なる応援コメント書いたら消されたこともありました。

特にAIさんが敏感なのが政治家に対するコメントで、どうやらAIさんには支持政党があるらしく、その関連の政治家の不祥事や政党の話にコメントを書くと受け付けて貰えません。

マスコミは「落選運動はしても大丈夫です」と言いながら、ヤフコメ規定には「落とす目的の書き込みはアウト」と書かれており、不祥事で不出馬や後援取りやめの候補者などで選挙の投票には関係ない話題でも、ガンガン消されていきます。

NGワードも沢山あるらしく、言葉ではじかれることも沢山ありますし、一度はじかれるとその記事には二度とコメントも書けないので、もやもやしたまま徒労感だけが残ることもしばしば。ちなみにこの記事にはヤフコメには書けないNGワードが連発されているので、100%アウトです笑。書けてすっきりしたぜ!

自分がヤフコメを利用していて個人的に楽しいと感じるのは、自分の書き込みに発信側の反応が感じられた時であって、その相互反応は結構有意義なやり取りがあるなと思っているんですよね。

でもどんどんマスコミやヤフコメが問題を起こすことが増えていって、不便なことが増えていくと、面倒くさくなっていく方向しか見えないですね。


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