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進化周到
人類が『類人猿』から『ネアンデルタール人』へと進化していった理由を、『ある遺伝子の研究』で発見した。
『類人猿』は強靭なアゴの筋肉を持ち、その筋肉が頭蓋骨を締め付けていたので『脳』自体が小さかった。なんとなくマウンテンゴリラを想像すれば理解できますね?
…って、マウンテンゴリラの脳の容積が実際にどうかは知らんけど。
類人猿の生活の何も知らないのでなんとなくで想像しますに、恐らく仕事や類人猿関係に悩む事も無かったでしょうから、大きな脳を持つよりは強靭なアゴの方が役に立ったでしょうね?
獲ってきた食べ物を茹でたりして食ってたとは想像できませんしね?
ところが偶然、約240万年前にその『強靭なアゴの筋肉』の機能を喪失したそうです。そして『ネアンデルタール人』へと進化を遂げていくことに繋がる。
『へぇ~そうなんや。』じゃなくて、ここが最も重要なんですよ。どう偶然なのかが全く以て不明なんです。
アゴの筋肉が弱まることで、頭蓋骨が自由になり、脳が大型化するのを可能にした。
つまり、堅いものをバリボリと噛めなくなったので、仕方なく手で千切って加工する技術や、石を使って潰したりして調理をすることや、水や火や道具を使うことやら、あんなことやこんなことも覚えていった。
いや、逆か?たまたま石で叩いたら肉が骨ごと潰れて『こうしたらそない噛まんでええやん。』ってなったか。
ともあれ文化レベルが格段に飛躍した☆
大型犬が骨付き肉をバリバリ噛んで食ってる動画なんか観てるとわかるんですけど、器用な手や破壊するための何か硬い道具が無かったら、確かに噛みつくしか無いもんな?
『最近、めっきりアゴの筋肉が弱っちゃって…』って、類人猿が噛めなくなったら死ですよ、もう。
この研究は『250~200万年前頃、猿人から原人へ進化して脳の大きさが猿人の約2倍になった』という説に一致しますから、信ぴょう性は高い。
そんな進化の先にある現代人はと言いますと、益々堅いものを食べなくなってますから、さらに『アゴの力』なぞ弱くなっておりまして、『顎関節症』に悩む人もたまに見受けます。
そらそうですね。『ふわっふわ☆』とか『やわらかぁ~い』とかグルメ番組で聞かなかったことが無いほど、嚙まないことが素晴らしい風潮になっていますもんね?
なので基本的に発音が弱いし活舌が悪い。口開けてスマホでショート動画観てますしね?舌が落ちて顎が小さい人よく見ますしね?
睡眠時無呼吸症候群なんかも増えてるんじゃないですかね?食べたらすぐ眠たくなる人は気を付けた方がいいみたいですよ?
よく噛めないんだから当然、便秘で太りやすくなる。そりゃダイエットのことばっかり言うようになりますね?
じゃその分『脳』の機能が発達してるか?って言うと、むしろ逆にそこまで頭使わなくてもスマホで何でも調べられるし、ヒマになればショート動画観てりゃいいし、難しいことはほとんど考えなくていいしね?
おかげさまで集中力が散漫でキレやすくなってますよ。野生のマウンテンゴリラよりもね?…って、マウンテンゴリラの生態を知らんけど。
これだけアゴの筋肉が弱くなってアゴが小さくなっているにもかかわらず、女性はさらに『アゴのライン』を気にしてますからね?
アゴがちっちゃくて目はデカい。
さらに脳はデカくなる。
宇宙人やん。
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